見出し画像

IT担当者と言われても決めつけはダメだねという話。

パーティーや会合などの最初のご挨拶では、
「本日はお集り頂き、誠にありがとうございました。」という人よりも、
「本日はお集り頂き、誠にありがとうございます。」という人が好きです。


こんにちは、田尻です。


本日は、
『先入観をもって相手と話さない』
というテーマで話していこうと思います。

まずこの話をしようと思ったのは、
RPAの導入を決めて頂いた情報システム部門の
マネージャーの方と見積書についてのやり取りをしていた時です。

・「田尻さん、改めて『シナリオ』ってどの単位ですか?
・「田尻さん、『インターバル』ってどんな時に使うんでしたっけ?
・「田尻さん、『インクリメント』ってなんでしたっけ?
・などなど


購入を決めた情報システム部門のマネージャーです。
当然、細かい確認事項が入ります。

RPAに関する書類に細かく目を通して頂いている中で、
色々と出てくる専門用語の定義を私に確認されていました。

その時に改めて感じました。

「あ、システムに詳しい方と勝手に思い込んでたな」と。

我々売る側からするとフツーに知っていることでも、
お客様からすると初耳学なわけで、
「いや知らんがな」と商談中は思って聞いてます。きっと。


しかもです。
まだ購入を決めてもいない商談で、
「それってどういう意味ですか?」
とか毎回聞いてしまうと、

『お!このお客さん、興味があるんだな!』と、

我々営業は勘違いしてしまいます。
よって、お客様はわざわざ聞き返すこともなく、
スルーで終わるは結構あると思われます

今回のお客様は購入を決めたお客様です、
詳細を把握するために専門用語の確認をするのは当然です。


『お客様は分かっている』


これをシステム担当の方でも前提にしてはダメだということです。

先の例は「RPA」という狭い領域での話ですが、
「IT用語」というもっと広い領域での話でも、
システムのマネージャーなら、
ある程度IT用語、システム用語は分かっているし、
説明しすぎると逆に失礼かな、と思うことがあります。

が。

情報システム部門の方でも、
よく会話をしていると、

「実は最近まで営業部だったんですよ」
「ネットワーク系が専門なのでアプリ側はよくわかんないんですよ」
「パソコンに詳しいってだけで、社長からIT担当をやらされてます」


こういった方は中堅、中小企業には結構多いです。
いや、多いとかいうレベルではない気がします。
正直、大半は皆さんそんな感じがします。

ある程度の規模になってくると、システム担当者は必要になります。
今の時代、システム化は企業の必須課題。
そして、自社のビジネスに詳しい方が選抜されます。

ただ、業務には詳しい方でも、IT領域は初めての方も多く、
きっと知らないIT用語にバンバン出くわすと思うんです。

・変数
・関数
・ループ&ネスト
・分岐(else if分)

そして、その都度出遅れないようにネットで調べているはずです。
(非エンジニア向け用語検索御用達サイト)
 https://wa3.i-3-i.info/difflist.html

しかしながら、調べてもますます意味が分からない・・・
分からないから調べたのに、説明文の中の用語をまた調べるという袋小路。
更に知らない用語が増える悪循環。

私もゴリゴリの文系脳にも関わらず、
新卒でIT業界に身を置いてきましたので、その道を辿ってきました。


「お気持ち、よーく分かります。」


まとめますと、今回の商談を通じて改めて、
なるべく専門用語は使わずに説明をしよう!
という気持ちになりました。


『商談中の説明は中学生でもわかるように専門用語を使わずに話す』


我々はこれを徹底していきたいと思います。


もし私と商談をする機会があって、
もし専門用語を私が話していたら遠慮なく、
ズバっと言ってください。

『専門用語止めて』。と。

[完]


■成長企業が必要となるRPAツールとシナリオ完成保証が含まれた
RPA導入コンサルティングサービス
Robo-SAT

■体験セミナーやってます
RPA無料体験会 RPA「EzAvater」カンタンRPAでシナリオ作り


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?