AIトップ(決断力)
考えてみれば私たちは素人の集まりではないか。
幅広い分野から多くの専門家たちを募り、活発な意見交換をしてもらった。それを踏まえた上で方針を導かなければならないが、やはり素人判断には限界がある。
(私だって超人じゃないんだ)
そこで私は思い切ってAI政府を立ち上げることを決断した。これが成功すれば、将来的には大幅なコスト削減が期待できる。
専門的な知識を吸収し、情報を数値化し、先を読み、総合的に判断して道筋を示す。それこそAIが最も得意とするところだ。
痛みを伴いながら私は私に引導を渡さなければならない。
明日、緊急提言と共に私は全責任を引き渡す。
それはまさに歴史的な決断だ。
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