【創作note】躊躇いスライダー
心が後ろを向いている時に
言葉を前に運んで行くことは難しい
直接言葉を組み立てることはできなくても
空想するくらいならできるかもしれない
縦には行けなくても
言葉を横に広げることはできる
合理的な取り組みができないからこそ
むしろ自由にイメージを膨らませたり
離れたものたちをつなぎ合わせたり
できることは案外残されているのかもしれない
前に前に書き出せてはいなくても
全く書いていないわけでもない
(書く周辺をさまよっている)
いつもいつも
前向きというわけにはいかないのだから
そういう時間を有効に使うということも
きっと大切なことなのだろう
「書けない」ということはとても苦しい
それは書くことがないこととも違う
得体の知れない躊躇いなのだ
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