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【グルジアワイン‘’キンズマラウリ” 伝統醸造の背景とは…?】

2014/7/2

最近、週末の試飲などを通して親しんでくださって色々教えてくれる方から
″グルジア キンズマラウリ ″
いただきました。

グルジアワイン全く知らなかったので調べてみたらとても面白いことがわかりました。

ワイン醸造の甕、Qvevri(クヴェヴリ)を使った伝統的醸造を続けているのは現在ではグルジアだけで2013年12月、和食と共にユネスコ無形文化遺産に指定されていたようです。

クヴェヴリ製法は8000年前の当時の醸造方法で、甕を地中に埋め一定の適温で発酵させる。という感じでこれがワイン造りの起源。
生物多様性への配慮、あくまで人工的な手をかけすぎない……という考えが根底にあるみたいなのですが、そういうあたりも結構好きです。
そういえば勝沼のマンズワインさんで、この大きな甕の展示を見ながら醸造方法の話をしていただいた時感動したのを思い出しました。

ちなみにこのワインのインポーター″H&N Wine Japan″さんは、陸前高田などの被災地支援を続けていて、その他にも素晴らしい活動や考えを持っています。
それと、グルジアはつい最近EUとのFTA(自由貿易協定)が締結されたみたいです。

そんなわけで、いただいたワインを通して色々すごいことを知ってグルジアも好きな国のひとつになりそうです。
伝統的醸造も何とか続いて欲しいなと思います。

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