関西~山陰の旅日記㉒ 広島文化圏
岡山⇒津山⇒新見⇒米子⇒益田⇒新山口と3日に亘る1~2両編成のディーゼル車での旅が終わり、新山口(旧小郡)からの山陽本線(在来線)は電車で、宿泊予定の姫路に向かいます。
運行が数時間に1本だった山陰地方から、山陽本線は1時間に1本となり、私には目まぐるしい世界に戻って来た感じでした。
新山口から岩国までは山口の文化圏で、まだゆっくりしてました。 岩国で乗換えると、レッド・ウイングという快速車輛(写真)が30分に1本のペースでビュンビュン走っています。 この区間の人の移動が活発となり1つの文化圏を形成するのだと思います。
岩国~広島~三原(または糸崎)までが広島文化圏。
三原で乗換えると、運行頻度は30分に1本と変わりませんが、電車は単色(黄色)で編成は短く各駅停車のみ、ローカル色が豊かでゆったりとした雰囲気に戻ります(電車も人も)。 これが三原~岡山~相生~加古川~姫路まで続きます。
三原~岡山~姫路の地域、鉄道面では取り残された感がありますが、岡山県は両隣の兵庫・広島両県より、海を隔てた香川県と文化的に近いようです。 (名付けて海賊文化圏?(笑))
シリーズ⑩ご参照
https://note.com/robin_fujiwara/n/n9d3a009e4873 )
そして姫路からは「新快速」が10~20分おきに走る京阪神文化圏。
「関西の西端はどこ?」と聞くと「明石か姫路」と聞いたことがありますが、鉄道面では明石より西の姫路も関西地方からは切り離せないと思います。
京阪神文化圏は姫路〜神戸~大阪~京都〜米原(新快速の終点)まで続きます。
(続く)
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