関節リウマチが治った話

関節リウマチ=自己免疫疾患・不治の病。
私が52歳10ヵ月の時に症状が出て関節リウマチと診断され、薬を服用して半年で症状は治まりました(寛解と言います)が、一生飲み続けたくないと思った私。
54歳4ヵ月の時に漢方薬の服用を開始して7ヶ月後に完全に治癒、その後薬は飲んでいません。

今日は、面倒くさいだけと思っていた「おくすり手帳」が、今までで一番役に立った日です(笑)

ある日、NHKテレビ番組「ためしてガッテン」で漢方特集をしていました。 番組の最後に出た「漢方薬が効く病気のリスト」の中に「関節リウマチ」があったのがキッカケでした。
インターネットで「関節リウマチ、漢方薬」を検索して「桂枝加朮附湯」を発見。
かかりつけのリウマチ指導医(専門医を指導する立場の医者)にこの漢方薬の処方を頼むと「漢方がリウマチに効くなんて聞いた事がない」と言いつつ薬事辞典を見て「ほう、リウマチと書いてある」と言いながら処方してくれ、服用を開始。
飲み忘れると痛みが出る、を数回繰返し7ヵ月後、飲まなくても痛みが出なくなり、快癒していました。

これまで「漢方薬で関節リウマチが治った」と人に話して来ましたが、改めて「桂枝加朮附湯」を調べると「関節・神経痛を和らげる薬」とあり、痛み止めの漢方薬だったことを知りました。

最近読んだ一連の本で、免疫異常が発生する過程を知りました。
論文も発表され、国際的にも認知されています。

自律神経のアンバランス(現代人では副交感神経<交感神経)
⇒白血球のアンバランス(白血球数が減少、またはその中の顆粒球が増え、リンパ球が減る)
⇒顆粒球過剰が自己の細胞に対して悪影響を及ぼす
⇒自己免疫疾患の症状が現れる

現代人の自律神経アンバランスの主な原因はストレス過剰ですよね。
私の場合49歳の時、会社が吸収合併された後のシステム統合で、不可能な事を「とにかくやれ」と継続して圧力をかけられて「うつ」を発症し休職を余儀なくされました。
私の体内で、交感神経優位(顆粒球数が増加)が続いたのがリウマチ発症の原因で、休職するうちに副交感神経が回活してリウマチは治癒した(漢方薬はそのキッカケ)と理解するようになりました。

調べていくと、医者の中には医師免許を持った後に漢方・鍼灸などの東洋医学を勉強し、これを西洋医学と組合わせた診療をしている医師がいます。
現代日本の医療制度では、この治療では一人当りにかかる時間が長くなって診療報酬が激減する。
私が知るところでは、保険外診療(高額)をするか、診療報酬以外の収入源(印税・講演料)があるお医者さんがこの診療をしている。
それ以外(ほとんど)のお医者さんは診療報酬が主要収入源なので、医師会は「東洋医学の可能性」を無視し続けている(製薬会社・厚生労働省も)というのが医療界の構図のようです。

癌の原因は免疫異常、は定説になって来ました。
実際に免疫バランスの回復(副交感神経⇒白血球バランスを調整させる)の医療を提供して、多くの癌患者を回復させた、というお医者さんもいるのに世の中は全然変わらない、というのがこの世界のようです。

この問題を解決するには、日本の医療制度を根本から変える必要があるようです。
医療保険財政の赤字拡大が限界に達した時が「その時」となる、それまでは現状が続いて行くのでしょうか?
私たち国民の健康意識(健康リテラシー)が高まり、現在の薬漬け医療の背景にある医療保険制度に対し「No」の声が強まれば世の中が変わるかもしれません。

私のホームページが出来ました。 よろしければ遊びに来てください。
⇒ https://robinfujiwara.sakura.ne.jp/hp/index.php/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?