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紙幣が変わる、時代が変わる
断捨離で捨てるはずの古い写真の中に、福沢諭吉の写真(?)があった。故郷が拝した偉人でもあり、彼の肖像画入りの紙幣が身近に多くあったわけではないが、『学問ノススメ』と彼の言葉には影響を受けた人生ではあった。
そんな偉人が、かっての聖徳太子のように、夏目漱石のように身近から消えてゆく。福沢諭吉と過ごした40年が終わろうとしている。跡継ぎは渋沢栄一、埼玉県に移ってゆく。
イギリスも時を同じくしてエリザベス女王からチャールズ国王のポンドに、
かわる。ユーロの統一デザインより、この方が、国の歴史が偲べて昔は紙片を集めるのが旅の楽しみでもあった。それでも、イギリスの紙幣は現在人、渋沢は過去の人物。紙幣の人物に興味を持つとその国の歴史が解ってくる。聖徳太子から、福沢諭吉、そして渋沢栄一。これから、最も身近な人物像から何を感じ、何を学んでゆくのだろう。
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一万円札が変わる。万札の顔が変わる
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2004:福沢諭吉
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千円札の顔が変わる。
千円札の変化は過激だった。聖徳太子ではじまって、政治家、文筆家、医者、そして新しく北里柴三郎が登場してくる。野口英雄は破傷風北里も細菌学者、これもコロナの影響かと勘繰ってしまう。北里は九州熊本のうまれ。ロベルトが生まれる100年前にうまれている。
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紙幣は一番身近な歴史と政治の教材。60年の変遷も何かの必然性があるのだろう。ロベルトはしばらくは、福沢諭吉と伊藤博文を大事にしてゆく。
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