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音楽、絵画、写真で共通していること

現在、水彩画展「AND I wrote my happy songs」が開催中で、今日は来週からそのすぐ近く(距離にして100m未満)のアイアイエーギャラリーで同時開催される写真展「Affordances」の設営をしてきました。

そこへ自転車で向かう途中、音楽、絵画、写真を通して私がつくりだしているものはいったい何なんだろう、と自問しました。

今年つくっているものには根底に共通のテーマがあって、それはあえて公表せずにいるのですが、テーマ以外に共通して意識しているのが、「にごり、ノイズ」「レイヤー」「抽象と具象」です。

絵でも写真でも音楽でも、どれくらいにごりやノイズを含ませるか、試行錯誤しています。表面的に見たり聞いたりすると、きれいに思える像のなかに、よく視たり聴いたりすると、にじみやノイズが発見できると思います。

また、よく視たり聴いたりすると、いくつかのレイヤーがあるのもおわかりいただけるかもしれません。それぞれはっきりと層が分かれているわけでなく、ブレンドしているわけですが、それを発見していくのも楽しいでしょう。

そして、たとえば絵では、いちど思いっきり具象に振り切って描いてから、抽象に幾分戻すという作業を今回は多くやりました。そのバランスは、各作品ごとに微妙に違いますが、どこかに崩された箇所、または単純化した痕跡があると思います。

これらとは別の観点で、共通してつくりだしているものを自転車に乗りながら思いついたのですが、それについてはまたこんど。

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