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バンコクはいまも微笑むのか

この春行けなかったタイの話、前回のつづき。

バンコク、私が初めて訪れた30年前に比べると、人々の微笑みが少なくなったように感じる。

それは、バンコクが急激に近代化したせいなのか、それとも日本のサービス業の人たちがその時代に比べると微笑むようになったから相対的にバンコクの微笑みが減ったように感じるのか。

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宿の近くに有名らしいアイスクリーム屋があって、その前に若い男女が数名いたので話しかけて撮らせてもらった。スコールの直後。

上の問いへの答えはどちらでもかまわない。タイ、バンコクはいまでも、仏の慈悲のようなオーラをもって私を安心させてくれる。

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タマサート大学の校門付近。

30年前もいきなりタマサート大学の学事部のようなところに行って「英語が話せる人はいますか?」と聞くと、2名のESS的なサークルのメンバーを紹介してくれて、突然の来訪者に親切にキャンパスを案内してくれたっけ。

日本で知り合っていたタマサート大学の学生と偶然キャンパスで再会もした。その日はたまたま講堂でイベントがあって、そこにも招待してもらえた。あるミスターレディ的な学生がステージに上がると、会場が割れんばかりの歓声に包まれた。

こんな体験をノーアポでできたのは、今思えば、めちゃツイてた。

あの頃は写真をやっていなかったので、写真が1枚もない。

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タマサート大学のキャンパスで。大学のなかにお寺があって、熱心にお祈りする学生さんたちが多くいた。

アメリカなどは例外だが、どんな国でも、その国の言葉をしゃべる外国人にはみんなやさしい。作為のないスナップもいいが、このように話しかけて撮るのもまた好きだ。

写真は全部 Leica M10-P + Apo-Summicron 50mm で撮影。

(つづく)




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