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読みかけの本があることが最高に幸せだと思っていた話

こんにちは、ろばです。

この内容はTwitterでふらって書こうと思ったのですが、ちょっと長くなりそうだったので、noteにしてみました。
これもチラ裏的な話なので、特に学びも面白みもヤマもオチもありません。
(※チラ裏=チラシの裏にでも書いておけ、っていう私的な内容の文)

私は物心ついた時から本が好きでした。

保育園の時は字が読めることが少し優越感があったし、すごくはないけど小3の時にちょっと背伸びして「ビルマの竪琴」を読んだり、小4の時に「はてしない物語」を読んだのは少し達成感がありました。(内容面白いけど辞書並みに厚い!)

今思い返すと、小学校にあがった記念に親戚から本をプレゼントされたのが本が好きになったきっかけかもしれない。(それは「アリーテ姫の冒険」という話でした!この本も面白かった!)

田舎育ちの私にとって、本(小説)は最高の娯楽で、もちろん漫画やアニメやゲームも同じくらい好きだったけど、本は図書館にいけば無料で借りられるし、ずっと読んでいても怒られないし、多くのことを本から学びました。

もともとファンタジーが好きだったけど、ちょうど中学生の時にハリーポッターが流行ってからは、ファンタジーに傾倒して、ハリーポッターシリーズやダイアナ・ウィン・ジョーンズなど英国ファンタジーにハマり、魔法やドラゴンがいる世界を夢見ていました。(萩原規子先生の勾玉シリーズも大好きで、古事記を調べたり、勾玉や天然石を集めていた時期もありました。萩原規子先生が日本の作家さんで一番好きかもしれない)

10代の時は、お小遣いもそんなに多くなかったので、とにかく、読みたい本を読むことが一番の楽しみで、読みかけの本があるっていうことが私にとって一番の幸せだな、って思っていたことがありました。

もちろん、家族が一緒にいるとか、美味しいご飯が食べられるとか、今はそういうことが幸せですが、当時はそれが当たり前過ぎてわからなかったので。。。本を読み終わってしまった瞬間が、達成感もあるけど、同時にすごく残念な寂しい気持ちもあり...だから読みかけの本があるっていうことが自分にとって一番の幸せでした。

そんな私ですが...大人になって。。。

この5年ぐらい小説を読んでいないことに気づきました。最後に読んだ小説がどの本なのかもう思い出せない。ビジネス書や技術書は今かなり読んでいるけど、小説を読まなくなってしまった。

嫌いになったわけじゃない。読みたい気持ちはいっぱい。でも全然読んでいません。ゆっくりした時間をあまりとれていないというのもあるし、本を読むなら、仕事に役に立つようなビジネス書を読みたいという気持ちもあります。。魔法やドラゴンを夢見る時は終わってしまったのかもしれません。それが大人になるということなのかもしれません。

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でも、本当は昔のように、ドラゴンのいる世界を冒険したり、悪い魔法使いと戦ったり、そういう世界を夢見ていた頃に戻りたいと思うこともあります。

今は仕事を頑張るって決めてるから、ファンタジーの世界へは行けないけど。

いつか...毎日好きな本を好きなだけ読んでいられる生活ができるように。その生活を目指して、今日もお仕事頑張ります。

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