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誠実であること。それは人間関係のトラブルから護るお守りです。


今日は、ヨーガの個人指導で得られた気づきを紹介したいと思います。

昨日、私はヨーガの個人指導を通して、「何で今までそんな当たり前のことに気がつかなかったのだろう。」と思うほど、人生で大切なことに気づきました。

年末、私はヨーガ教室の先生にある要件で一通のメールを送りました。

先生の丁寧で威厳のただよう返信メールを読んだ瞬間、「やってしまった…」。


言葉づかいに配慮せず、質問や自分の想いばかりを送りつけてしまったことに愕然としました。




昨日の個人指導の際、先生は私に
「送った相手が私だからよかったものの、会社の人やお友達だったら人間関係を壊しかねますよ」

「言葉の使い方を知らないと、将来カフェをやってもヨガインストラクターになっても、トラブルの元になりますよ」

と耳の痛い話をされました。

私のメールは相手に非はないのに、相手に非があるかのような文面だったのです。


恥じ入る私に先生は諭すようにアドバイスをくださいました。

「相手に非があったとしても下手に出て、どのようなことなのかお話を聞きましょう。『そうだったのですね、ありがとうございます』とお互いを理解できれば、相手と自分の間に花を咲かせることができますよ。」



個人指導では、ひとつひとつの動作の中で骨や筋肉の動きに注意を向けるよう指示があります。

「誠実に動かす」「誠実に、誠実に」
先生の指示に従って、誠実さを心掛け、丁寧に体を動かします。

山のポーズ(立位の基本姿勢)を取るときに足の指が上に反ったり、下に曲がったりすると「それは幼稚な体の使い方です。力を入れずに真っ直ぐにしましょう。」と指示が入り、指の動きに注意を向けて直します。

右ひざを曲げて左のふくらはぎの裏の筋を伸ばすときも、「真っ直ぐ伸びるように足の指と踵を真っ直ぐ、壁に直角にしてください」という指示に忠実に従います。

紐ヨガで腕の上げ下げをするときは、足の裏で床を押す感覚を感じながら、先生の「誠実に、誠実に」の声に合わせて肩甲骨の動きに集中して丁寧に動かします。

このように初めから最後まで、細部に集中して丁寧に体を動かし、体の状態を感じることに努めました。



昨日の個人指導を通して、「誠実にひとつひとつ行動すれば問題は起きないのだ」と腑に落ちました。


言葉を発するとき、行動を起こすとき、そのひとつひとつを誠実に行うと失敗やトラブルは避けられる。

何で今までそんな当たり前のことに気がつかなかったのだろう。


相手や物事に対して誠実であるということは、無意識な言動に対する護符を持っていることになるのだとわかりました。