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#19おーい、ちょっと来て

ショートステイ、デイサービスと続けて出かけているにもかかわらず、昨晩は、何度も起こされた最悪の夜。
21:30に寝て、23:30にトイレで起こされた。
私は、23:00に布団にはいったばかり、寝むりかけた頃に起こされた。
トイレをすませ布団に寝かせ、私は、ベットに倒れ来んで眠る。が、すぐには眠れない。うとうとして眠りにつきそうになると、また、母の声。
「ちょっと来て、起こして、腹が苦しい。おーい。起こして、苦しい。」
ほっておくわけにもいかず、起こしに行く。腹が痛い、胸が苦しいと言われ、慌てて救急車を呼んだことがある。病院で検査したが、どこも悪くなかった。
その後、何度も夜に腹が苦しい、胸が苦しいと言うが、内科検診でも問題はなかった。
口癖のように呟く。起こして背中をさするくらいしかできない。
その後も、1:30にまたトイレ。ポータブルトイレにするが、でないことがある。それでも、起こされる。
紙パンツを使って寝るように促すが、やはり、起こされる。紙パンツをはいているだけで使用したことは一度もない。
2:30今度は、背中が痒い。手が届かないので、かいてほしいとのこと。
痒み止めの薬を塗って落ちてかせ寝る。
3:00また、トイレ。さっき起きた時出なかったので今度は出るのであろう。
自分で身体を起こすことができないので、私が起こすが、うまく起こせないので、痛いと言って、怒られることもある。
4:30「ちょっと起こして、腹が苦しい。おーい、おーい。」
元気な声で呼ぶ。
私は、頭が朦朧としているが、起きていく。行かなければ、いつまでも呼び続けるのである。
老々介護は、本当に大変。身をもって感じているところである。
次のショートステイを楽しみに日々過ごしている。

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