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私的タイプ論のための基礎知識「しくじり先生」日本編

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「私的タイプ論」執筆のために、「今なぜ、日本がこんな風なのか」過去の書物や既存の知識から考察し、断片的なアイデアをまとめてゆく作業をしています。
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記事一覧

心が片輪に その1

靴を磨いたり、服を着たりはできる。 髪に櫛を入れたり、イカス恰好もできる。 素顔を、微笑の…

佐藤蓼丸
1か月前
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1億総下層中産階級 その9

この一見矛盾した謎は容易に解くことができる。利己主義は、正にこの自愛の欠如に根差している…

佐藤蓼丸
2か月前

1億総下層中産階級 その8

E.フロム「自由からの逃走」昭和26年12月30日 初版/昭和40年12月15日 27版(新版)/昭和62年…

佐藤蓼丸
2か月前

1億総下層中産階級 その7

E.フロム「自由からの逃走」昭和26年12月30日 初版/昭和40年12月15日 27版(新版)/昭和62年…

佐藤蓼丸
2か月前

1億総下層中産階級 その6

E.フロム「自由からの逃走」昭和26年12月30日 初版/昭和40年12月15日 27版(新版)/昭和62年…

佐藤蓼丸
2か月前

1億総下層中産階級 その5

E.フロム「自由からの逃走」昭和26年12月30日 初版/昭和40年12月15日 27版(新版)/昭和62年…

佐藤蓼丸
2か月前

1億総下層中産階級 その4

E.フロム「自由からの逃走」昭和26年12月30日 初版/昭和40年12月15日 27版(新版)/昭和62年10月20日 94版/東京創元社 より 👇 我々はこのようにして、自由の問題とは、近代史の過程において、 これまで獲得してきた自由をより一層獲多く獲得することであると考えがちである。またそのような自由を否定する力に対して、自由を守ることだけがすべてであると考えがちである。 もちろんこれまで獲得してきた自由は、すべてできる限り守らなければならないが、 我々は自由の問

1億総下層中産階級 その3

E.フロム「自由からの逃走」昭和26年12月30日 初版/昭和40年12月15日 27版(新版)/昭和62年…

佐藤蓼丸
2か月前

1億総下層中産階級 その2

E.フロム「自由からの逃走」昭和26年12月30日 初版/昭和40年12月15日 27版(新版)/昭和62年…

佐藤蓼丸
2か月前
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1億総下層中産階級 その1

E.フロム「自由からの逃走」昭和26年12月30日 初版/昭和40年12月15日 27版(新版)/昭和62年…

佐藤蓼丸
2か月前

失われた50年 その10

ラビ・バトラ「JAPAN 繁栄への回帰」1996年3月6日 初版発行/総合法令出版 より このような…

佐藤蓼丸
2か月前
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失われた50年 その9

ラビ・バトラ「JAPAN 繁栄への回帰」1996年3月6日 初版発行/総合法令出版 より そして迎え…

佐藤蓼丸
2か月前

失われた50年 その8

ラビ・バトラ「JAPAN 繁栄への回帰」1996年3月6日 初版発行/総合法令出版 より 投機をギャ…

佐藤蓼丸
2か月前
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失われた50年 その7

ラビ・バトラ「JAPAN 繁栄への回帰」1996年3月6日 初版発行/総合法令出版 より 持家率の低さが消費の低迷を招いた 日本の国土の70%は山と森林である。したがって、日本全体としてはそれなりの広さがあっても、住宅地域はかなり限られることになる。このように日本では土地が極端に不足している上に、工業用としても住宅用としても需要が拡大したため、地価は第二次大戦後は確実にそして急激に上昇していくことになった。 日本においては「戦争・飢饉・不況に関係なく、地価は一方向しかい