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ライカでエアリーフォトを試す

ライカ(基本的に自分が”ライカ”と書く場合はM型を指す)と言えば、主にスナップ写真で用いられる事が多いと思う。少なくともTwitterでライカで撮られた写真を探す限り、最も多い用途はスナップだ。ただ自分はライカといえど同じカメラなんだから、エアリー(通称ゆるふわ)な写真だって撮れるんじゃないか、と思った。

Twitterでゆるふわの名手であるフォロワーさんに聞く限り、ゆるふわ描写に必要な要素は、明るいレンズ、ハイキー、逆光と別にライカだって出来そうな条件である。と言う事で、日が暮れる少し前にLeica M10-Pにノクティルックスを付け家の近所に生えている草を撮ってみた。蚊の攻撃に耐えながら撮ったのがこの写真だ。まあそれなりには出来たんじゃないかな、と思っている。ノクティルックスの開放における透明感や空気感が、被写体を魅力的に仕上げてくれた。ズミクロンでは撮れない写真だと思う。

ただ、開放(f0.95)で撮ろうとしたためピントが合わせが非常に難しく、何度もシャッターを押すことになった。ピントを追い込むために、背面液晶を使っている。二重像のファインダーでのピント合わせは不可能に近い。

今回は試行ということで名もなき草でエアリーフォトにチャレンジした。そしてその試みは概ね成功したと考えている。今後はきちんとした花でエアリーフォトを撮ろうと思う。

最後に、自分はライカを一番自分にフィットするカメラとして購入したのであり、これをスナップに限定して使うつもりは毛頭ない。ポートレート、テーブルフォトなどあらゆる面で大いに活躍させるつもだ。その一つの試みとして今回エアリーフォトにチャレンジし、問題なく撮影できるという事が分かった。今後もスナップと並行し、ライカの可能性を追求する写活(=写真活動)を楽しみたいと思う。

それでは皆さまも、良き写活と良きnoteライフを。

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