すぐる🍖肉好き出張料理人の自己紹介

皆さんこんにちは！
男一匹31才、出張料理人のすぐるです！

すぐるって結局どんなやつ？って疑問にお答えして、自己紹介をしようと思います。

・ちょっぴりエロい
・飲食店の月商90万円→500万円まで伸ばした実績
・出張料理人と高級鉄板焼き店勤務の二足のわらじ
・何度転んでも立ち上がり続ける 秋田が産んだ ” ど根性シェフ ”

簡単に言いうとこんな奴です（笑）

これで終わってもいい位なんですが、それじゃあんまりアレなんで（笑）

ここに至るまでの経緯をお話しさせて下さい。

料理を始めたきっかけ

(あらやだ可愛い…)

高校1年生の時の彼女に、カッコつけてオムライス作ってあげたら喜ばれ、めちゃくちゃ嬉しかったので料理人になると決めました。

彼女とはほろ苦くお別れして、高校卒業後の18歳で秋田から上京。

服部栄養専門学校に通いながら、イタリアンレストランでアルバイトで料理漬けの青春時代を過ごしました。

19歳で念願叶って青山の高級イタリアンレストランに就職するも、リーマンショックの煽りをもろに受けて入社半年でお店が閉店しました。

そこから4年間フリーター生活を送る…。

フリーター時代に人生を変える出会い

(21歳はこんなんでした…)

働きたかったお店が潰れて、『そのお店でいつか副料理長になる。』という目標を見失いました。

モチベーションが上がらない毎日…。

バイトは飲食店のみに絞るも続かない…。
半年勤めては辞めの繰り返しの、どうしようも無い若造でした（笑）

そんな時勤め始めたアメリカンダイナーで、料理の師匠に出会ったんです。

師匠の名前は谷古（やこ）さん

彼は元々フレンチを20年近くやっていた方で自分の事業をやりつつ、そのお店に頼まれて入ってきた人でした。

そして半年で月商800万円のお店を1,200万円、利益率17%という飲食店ではえげつない数字を叩き出していました。

そんな谷古さんから数字の管理から段取りの組み方、そして食材管理とまだまだ書ききれないくらいの事を教えてもらいました。

「食材を捨てない。何かに変える。」という考え方はここで得ました。

えげつないくらい厳しいシェフでしたが（笑）

谷古さんに付いて2年、多くを学び、どうしようも無い若造だった僕にも出来ることが増えました。

谷古さんが休みの日には自分が頭を張って、営業を回すところまで仕込んでもらいました。　谷古さんには足を向けて眠れません。未だに会うと足が震えます(笑)

忘れられない言葉がいっぱいあります。
その中でも1番頭に残っているのが…。

ある日の営業中、

準備不足で失敗続きだったピーク終わりに、こんな事を谷古さんから言われました。

「すぐる、お前は何の為にこの店で働いてるんだ？」

「え、えっと自分のスキルアップの為です…」

「すぐる。そのままの考えでいるならお前は料理人を辞めろ。」

「すみません……。」

「すぐる、いいか？ 俺達はあくまで裏方なんだ。自分の為に仕事をするんじゃない。来てくれたお客さんを喜ばせる為に仕事をするんだ。」

「お客さんの都合に合わせて、食材の都合に合わせて働く、自分の都合で無理矢理に物事を動かそうとすると、全てがダメになるんだ。」

「すぐる、お前はまだまだ技術も知識も経験も無い。だからこそこの根幹の部分だけはしっかりと持て。そこだけはどんな時もブレない料理人でいろよ。」

この言葉。
今も忘れずに守り続けています。

これが"仕事"の本質なんじゃ無いかと思っています。

めちゃくちゃに厳しいシェフで(何度でも言う)

ものすごーーく辛い毎日だったけど、俺以外のスタッフはみんな谷古さんの指導について行けなくて、愚痴ばっかり言って辞めて行きました。

俺は谷古さんの指導を受け止めて、乗り越えて、認めて貰えるようになりました。

あの頃から10年たった今、こんな言葉を掛けて貰ったんです。

谷古さん、ありがとうございます！

そして2年が過ぎた頃、また転機が訪れます。

僕の幼馴染が仙台でシェフになったお店に引き抜かれ、二つ返事で単身仙台へ。

23歳。入社2ヵ月で副料理長に就任

(注:どちらも23歳です)

フリーターから一転急展開を迎えます。幼馴染と一緒に料理の話で喧嘩する毎日。

会社の方針で多くの経営者向けのセミナーにも通い、どんどん新しい知識を蓄えました。

2年半、自分発信の料理、サービスに挑戦する毎日を過ごしました。

そしてここで結婚。

奥さんは東京にいたので、そろそろ都内に戻ろうかと思っていた矢先。

山形で新規立ち上げをするから、来て欲しいというお話を頂き、二つ返事でそのまま山形へGO！

140席の大型店舗の立ち上げを行う

25歳、店長兼料理長として部下30人と共に、1年で当初の月間の予算見込みの300%を毎月達成。

谷古さんに仕込んでもらったノウハウとチームワークで社内売上トップの店舗に育て上げる事が出来ました。

その実績を買われ、本社へ異動命令。

そして一旦、料理人から離れて包丁を置きました。

27歳。統括マネージャーに就任

就任後、赤字店舗２つを2ヵ月で黒字にしました。

全国を飛び回り事務作業に追われる毎日。

そんな僕の頭の中は、

「 料理を作りたい！！！　現場に立ちたい！！！ ！！」でした。

そのタイミングで引っ張ってくれた社長が大病を患い亡くなったんです…。

社長から貰っていた言葉は、

「お前が店を開いたら俺が一番最初に食べに行く。」

28歳。すぐる『料理人』に戻る決意をする

以前からお誘いを受けていた(しつこいくらいに笑)、外房のカリフォルニア料理のお店に外部アドバイザー兼シェフとして勤め始めました。

オープンしたてのお店で席数は15席。

・ひと月の客数は500人
・売上 月90万円

就任後2ヵ月で、

・ひと月の客数1200人
・売上 月300万円

就任後6ヶ月で、

・ひと月の客数3000人
・売上 月500万円

まで伸ばしました。　この時注力したのは…。

女性のお客さんをどうやって喜ばすか？

あ、別に僕が女好きだからじゃ無いですよ？笑
女の子大好きですけど←

メニューや雰囲気、サービス(接客)の仕方、料理の提供方法など。

「どうやったら喜んで貰えるか？」を突き詰めていったんです。
そこからは口コミでどんどん広まっていきました。

詳しくはまた別のnoteで紹介させて下さい。

店舗のみの収益に頼らず、イベントへの出店や地元サッカーチームとのコラボ、お弁当販売など、いわゆる飛び道具も覚えました。

ひとりで料理を作り続け、気づけば毎月の勤務時間は420時間を超えてました。連勤記録もどんどん伸び、96連勤のタイミングでバグ。

身体は至って健康なのに、精神的におかしくなり、限界をむかえ退社。

ひと月ニートをして、離婚しちゃいました。

30歳。このままじゃいけない！ダメになる！

折れてしまった自分を奮い立たせ、知り合いに声を掛けまくって先輩のお店に拾って貰いました。

これまでの経験が活きて、20年続く老舗のフレンチで初日からメインを張らせて貰えました。

師匠 谷古さんの教育のお陰で、一切困らず、お客様に笑顔で『ご馳走さま』を言ってもらえる幸せな毎日。

31歳。夢の独立と挫折

フレンチの手法をどんどん吸収した31歳のある日、

10年来の相棒から声が掛かったんです。

「一緒に独立しないか？」

信頼している相棒だからすぐに乗っかりました。

これが大失敗だとは知らずに…。

物件も押え、信頼できるデザイナーとも出会い、どんどんお店が出来上がる。

気持ちは最高でした。

が！

ここで相棒から衝撃の一言。

「残りの資金。全部飯代で使っちゃった。」

地獄の始まりです…。

500万円以上を無駄使いをされ、お店の家賃すら払えない。

個人でも借金をし、治験バイトまでして、やっと最後に必要だった100万を用意しました。

が…。

これも勝手に使われる…。

ここまで半年。共同経営ではないので社員扱いだったが、

半年間給料0円。

さすがにブチ切れ大喧嘩。

完全に縁を切って、出せる分だけ給料を出させました。

半年で19万円（笑）

男一匹31歳。今のすぐる

ちょっと絶望感に負けそうになるも…。

踏ん張って。

共通の知り合い全員に今回のことを全てシェア。

その結果、

「うちに来い」
「うちで働いて欲しい」
「知り合いの店紹介するよ」

と言って頂き、

ありがたい事に6社からお話を頂戴しました。

その中から今の鉄板焼きのお店を選ばせて貰って、働き始めました。

半年間まともに料理をしていなかった反動で、料理で人を笑顔にしたい欲求が爆発（笑）

毎週日曜日の定休日を使って出張シェフを始めました。

独立を応援してくれていた方や友人達、はたまたTwitterのフォロワーさん達を中心に多くの人がパーティに来てくれるようになったんです。

色々有りましたが、ほんといい経験をしたなと思っておきます（笑）

6月27日コラボオフ会

たつみんさんとコラボオフ会！

開催会場と料理の内容によって毎回会費が変更します。あくまで一例として。

また個人依頼は応相談です！

ここまでお読みいただきありがとうございます！
こんな感じで波瀾万丈な人生ですが、濃い〜経験を積ませてもらったので、並大抵の事では動じません（笑）

みなさん、これからもよろしくお願いしますっ！！！

PS. 今後は500円程度のnoteを販売予定です。
週1回程度、誰でも再現できる料理のレシピや食材についてのお話を書いていこうと思います。

主婦の方や駆け出し料理人が読むと泣いて喜んでくれるような、料理のマル秘情報てんこ盛りでお届けしますね。

2019年11月30日　すぐる

追加:せら課長がラジオで僕のことを紹介してくれました！

ぜひ聞いてみてくださいね♪

https://twitter.com/sera_sera_sera8/status/1255487194820677636?s=21