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「イージーゲーム化」していく日本社会

人生の「耳を疑った言葉選手権」があるなら間違いなく上位に入る一言。

「今この日本社会はね、我々にとっては急速にイージーゲーム化しているんだよ。どんどん仕事が楽になるのに、稼ぎやすくなっている。」

2年前にある会食にお呼びいただき、挨拶もそこそこに社長が放った一言である。

何を言っているんだ??AIに仕事を奪われるとか物価が上がり始めているとか言われて久しいのに??

当時の私の頭の中は「?」マークでいっぱいになっていたがなるほど。聞いてみればその社長の意図はなんとなく理解できるようになりました。


私が都心部で体験したこと

今の日本では明らかに昔に比べて接客やサービスのレベルが落ちています。
客先に訪問してお話を聞かせていただくこともありますし、生意気ながら私自身もそう感じてしまうことは正直あります。

前段の食事会は東京で行われまして、私も久しぶりに東京に行ったのですが、久しぶりに行ったコンビニの店員さんはみんな海外の方で面食らいました。

もちろん、それが悪いとかを責める意図はまったくありません。

ただ、最近のコンビニ(某数字のお店)ではレジ打ちが終わると会計はお客さんが自分でやるシステムが結構主導になっていますよね?

あのタイミングでレジの中でスタッフ同士でおしゃべりを始める人たちがめちゃくちゃ多いんです。何件か寄ったけどこれが非常に多かった。

なので、従業員に対しても営業側に際しても求められる一定レベルがドンドン低くなっているということでした。

ちょっと悪い例え方をするなら、先日挨拶をしない若者という話題が取り沙汰されましたが、挨拶をするように指導するだけでもお金が取れるとかそんな話です。(これはめちゃくちゃ極論ですが)

あだち先生のメルマガ第54話を読んで

少し期間が空いてしまったのですが、あだち先生のメルマガ第54話を読ませていただきました。なかなか感想が書けなかったのは最初の登場人物にクラクラして読み進められなかったからです…

「物価とか上がってさ、元に戻るのっていつだろうな」

お会いしたことがまだない方の知り合いについて辛辣な言葉を投げかけてしまうのは大変恐縮ですが、こんなに脳内お花畑な人がいることにちょっと驚きました…

下がるわけないでしょう、仮に物価とか戻ったとして、「じゃああなたの給料も元通りね」となったら、そういう人の方がめちゃくちゃ怒るはずです。
当たり前の話です。

今、参入難易度が下がっている、物価が上がり同時に賃金も上がり、実質賃金は下がっているものの手元にあるお金は少しだけ多くなっている。

その中で、まだ値上げの波が届いていない場所もある。確かに存在する場所はあり、それは娯楽の顔つきをしていないものもあると思っています。

私も加入しているメンバーシップ系のサービスなどです。

ただそういったところも値上げは確実に必要になってくると思われます。

やりたいこと、自分を高めるための行動にかかるコストは、複利が云々という話をおいといて『今』が間違いなく一番安いはずなのです。

一連の流れを改めて振り返りながら、私はそういうふうに感じました。

私自身は難度が下がるとは思わない

冒頭のような会社での出来事ほど気になる経験は、私が仕事をする上では今の所まだありません。
ですが、同じような経験を何度かし、「ちょっとこれまずいんじゃねぇの…?」と感じたこともあります。

以前書いたこちらの記事なんか典型例ですね。

実はこれに限らずドンドン色々と遭遇するケースも増えてきており、その度私はそっとXにログインしていたのですが、「俺のXは面白珍獣観覧記ではない」と思い直し、ポストをやめていました。

ですが実際はそこまでになってきているということにも多少の危機感を覚えています。

新入社員向けの研修があるのですが、今どういうことを教えているのかがふと気になって聞いた際に明らかに私がやった覚えのない「えっ、そんな初歩的なことやってるの…?」という内容になっていたりするのです。

もちろんそれをすごくしっかりと受け止めて高い成長をしてくれる子たちもいます。いや、それが出来る子はそもそもそんな研修はいらないのですが…

一方で上記の以前書いた記事に出てくるような子もいらっしゃる。

確かにそういった人たちへの仕事の難易度というものは下がっている印象はあります。(色んな角度から見れば難しい部分もありますが。)

ですがそれでイージー化するとは思っていません。
問題は競合側。死ぬほど強力な競合が台頭してくる可能性は常にあります。

猫山課長が今朝のラジオでおっしゃられていた話にもある通り、経験や体験には複利効果があり、ストックとしてあとでコンテンツ化することもできます。

これが何もないという人はあまりいないと思います。私自身も最初は「私に話せるコンテンツなんて…」と思っていましたが、やってみると意外と出てきたものです。

ですが、たとえば今自分が持っているストックがスーツケース一個分のものだとしたら。

軽トラとか大型トラックの荷台並みのストックを持っている人は世の中には多数いると思います。

社会人としてセルフブラック化して自分を高め、エース級の活躍をし続けた人だったり。
就職活動に出てくるキラキラ系の若者ではなく『本物』の経験を数多くこなしてきた猛者だったり。

色々な方がこの世の中にはいると思います。

そうした人たちがある日自分でコンテンツを作るということに興味を持ち、圧倒的な持続力でやり続けてしまったら。

凡人である我々が追随して結果を残すことはかなり難しくなってくるのではないかと思います。

この度リリースされましたフランケン氏と猫山課長のコンテンツに関してもそうです。

今回のコンテンツには、弱者がコンテンツ販売をする上での参考になるのはもちろん、10持っている強者が100を生み出す武器にもなりうる可能性を持っています。

楽観の一面はありつつ、他方から見れば悲観的な側面があるのが今の業界ではないでしょうか。

始めてみた先がどんなものかは誰にもわからない。

だけど、始めなければ何にもならない可能性しか残らない現実。

あなたはどちらを選びますか?

最後に

私も購入しました!
フランケン氏と猫山課長の「コンテンツをお金に変えるには?」の記事がついにリリースされております!

私もまだ途中段階であるにも関わらず書くのは憚られますが、途中段階でも学びや活かせることは多々あるとてつもなく有益なラジオになっています。

あと、私の紹介もちょっとだけしていただいております笑

「コンテンツをお金に変えるには?」この一文の一文字でも引っかかった人は絶対に購入したほうがよいです。

割引が終わっても破格の安さですが、今なら割引販売中ですのでぜひこの機会にご覧ください!

〜最後までお読みいただき本当にありがとうございます!
面白かった!!と思っていただけましたら、よかったらスキ❤️やX等でシェアしていただけると嬉しいです!〜


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