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なぜゲーム市場は「おじさんホイホイ」なのか?

ずいぶん前にこんな記事をUPさせていただきました。
こちらの記事はnote始めてから20~30記事目?くらいのだいぶ初期に書いた記事ですが、未だに閲覧数が伸びており、累計では私の記事中2番目に読んでいただいております。

(その割にはスキの数が伸びないけど…)

ちなみに私のXやYouTubeのタイムラインに高確率でロマサガ2が出てくるようになりました。マジで勘弁してくれ、発売日が近づいて私の心はジェットコースター。

私情を挟んで失礼しました。その記事の中で下記のように書かせていただきました。

昔やってたゲームってなんであんな気軽にフルリメイクするんでしょうか?

なんかめちゃくちゃ最近、「これやったなぁ!!やりたかったなぁ!!」ってゲームが大量に出現しています。


最近気になったリメイクゲーム
(リマスターも混じってるかもです)

スーパーマリオRPG
スターオーシャン2
メタルギアソリッド
聖剣伝説2・3 
タクティクスオウガ
ファイナルファンタジー7
ライブアライブ

他も色々あると思うんですが、高確率で私の心臓を貫きにきます
やめていただきたいです。

しかしちょうど私の心臓を貫きにくる=私の前後6歳くらいの方が完全にターゲット=アラフォー世代になってるんじゃないか?と思うのです。

ここの層になんか消費スイッチがあるのか?ゲームだけの話なのか?それ以外もなのか?唐突に気になってしまいました。

特に考察もない、ただの息抜きみたいな記事ですがせっかくなので調べてみることにしてみました。
意見の稚拙さについてはどうか、ご容赦を。

ゲームとは可処分時間の奪い合い

なかまこさんと猫山課長がやりとりしたポストが以前にされていました。

可処分時間。スマホが普及し始めたあたりから、私はよく聞くようになった言葉です。

大体の方が仕事に行って、帰ってご飯やお風呂を済ませた後に使える時間はいったいどれくらいあるのか?

そして何をしているのか?

私が今回1番感じたことは、この世代って1番可処分時間少ないはずじゃない??ということです。なぜここをターゲットにしているか?もしくはターゲットはまた別??気になり始めてきました。

アラフォー世代の可処分時間ってどんなもん??

noteでも検索するといくつか出てきますが、こちらの記事から引用させていただきました(会社の社会人さん、いきなり引用してすみません、ありがとうございます!)

こちらの通りですと、大体利用できる時間は平日2時間くらいとのことです。

この時間の中で、たとえば動画サービスとかであれば他の「ながら見」なんかも出来ます。

確か田村淳さんだったと思うのですが、「ラジオ聞きました!2倍速で!とか、〇〇しながら!って言われて複雑な気分になる」となにかのコメントでおっしゃられてまして。良し悪しはありますがそんな使い方をされる方もいるようです。

しかしゲームとなるとなかなかそうはいかないのではないか?と私は思います。

事実私はゲームを買うとそれ以外のことがまったく手付かずになります。今年2月に龍が如く8が出た時は寝食忘れてハマったため3kgの減量に成功、睡眠時間は5時間前後でした。
(当然仕事のパフォーマンスは大きく下がりました)

そういった状況がありながら、なぜわざわざその世代の可処分時間を狙いに来るのか?そもそもその世代狙いではないのか?

Z世代はゲーム機を…

色々仮説を立ててみてたのですが、なんか一発で終わってしまったかもしれません。

Z世代、ゲーム機持ってないの…?

そもそもゲーム機を持っていない、スマホのゲームにハマっている子が多いとのこと。

インターネットリサーチ様の調査結果より

それどころか、こちらは個人的に衝撃のデータ。
私が子どもだった頃1990年代から、そもそも30代、40代の方がゲームをたくさんしている世代として調査されていたのです!

なので「昔からゲームが好きだった人が大人になった」と私は思っていたのですが、「もともとゲームは30代以上の大人の趣味として親しまれていた」という考え方の方が、どうやらしっくりくるようなのです。

私の家は両親がゲームをしませんでしたが、確かに友人の親族でゲームしている方は多かった気がします。それにしてもここまで多かったとは…

となってくると、上記で書いたように時間がないからゲームをやらないのではないか?と私が考えていた世代を取り込みに行くのは間違ってはなさそうです。

ただ、それはリメイクが増える理由とは紐づかないと感じています。


なんでリメイクが増えているのか?

開発費が少ないからいいのか?
広告費が少ないからいいのか?
開発費が少ないからいいのか?
アラフォー世代あたりが買い支えるからいいのか?

色々調べようと思っていたところ、この記事でかなり説明がついている印象です。

たぶん大体合ってました。

私たちはどうやら今後の新作ゲームの礎となるために、約束された神ゲーを購入させたいという戦略にまんまとハメられているようです。


正直、いろんなリメイク作品が出ることに対して私個人は寂しい思いもしています。

リメイクゲームを行うことは子どものころの人生をやり直すことにも近しいと私は個人的に感じています。

ちなみにやり直してでももう一度やりたい冒険があるのもわかっています。
元のゲームですら何周もしたのに、リメイクになってもし手に取る機会があれば果たして何回周回することになるのか?ということも感じないでもありません。

ゲームに限った話ではありません。
ちょっと前にテレビで「今日から俺は」が放送され始めたときは、「俺が小学生の時に読んでたマンガだぞ!!?」と驚きました。

先日はyoutubeで、2000年に行われたブランキージェットシティの解散ライブがまるっと放映されるなんてこともありました。(見たかった…)

ただ、やはり同時にそれらのコンテンツをはじめて目にしたとき、耳にしたとき、手にしたときの感動も合わせて手触りをすごく覚えているのです。

こういったリメイク作品を手に取ることが増える一方で、気づけば保守的になってしまって新しいものに手を出しづらくなってしまっていたり感動する心が少なくなっているのではないか…?と個人的な感想としては私は感じてしまいます。

私がもしゲームをやったりする時間を取れたとしてもそんなに多くは取れないし、読んでいただいている方に関してもXなどで普段のポストを見ている限り同様の方が多いのではないかと感じています。

であれば、新鮮な感動を受けられる作品がたくさん出て思わず手に取ってみたい!と思えるような作品に出会いたい!とも思うのです。

最近出たゲームの中でもめちゃくちゃ面白い!って言われているような新作も出ているようなので触ってみたいのですが、気づけば時間があったら昔の作品のリメイクに手を出したいなぁ…と感じている自分の心に少しだけ残念な気持ちを抱いたお話でした。

蛇足

記事の中にはこんな一文もありました。

個人ないし独立系の小規模スタジオが安価なゲーム開発エンジンを使って制作するインディーゲームとに市場が二極化していると言われて久しいですが、この傾向がますます極端になるでしょう。

「最近のゲームに“リメイク作品”が多い理由は? 専門家に聞く」より

私は前職のブラック環境でゲームはやりた過ぎるがお金がなくて出来ない…という環境を払しょくするためにゲーム実況を見る習慣がありました。その癖がとれないのか、今でもゲーム実況者の動画を開いてみてしまう癖があります。

その動画を見てると確かにローテクというか、大手のゲーム会社が作ったわけではなさそうなインディーゲームを実況している人が増えている印象はありました。

それが一人で作っているかなどとはさすがに思わず一人でやっているとは思いませんでしたが…ただ参入障壁自体は下がっているのかなと思います。

ということは。

日本のどこか、もしくは世界のどこかに「まずはゲーム100本開発して市場に出してみるぞ!」ってチャレンジをしている人もいるのかなぁって思ったり…

〜最後までお読みいただき本当にありがとうございます!
面白かった!!と思っていただけましたら、よかったらスキ❤️やX等でシェアしていただけると嬉しいです!〜


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