美味いも不味いも噛み分けられるようになるために
ここ数日のフランケンさんの時事ネタラジオによるテーマが非常に面白かったです。特にnote100コンテンツチャレンジ中の私にとっては非常に有意義なnoteでした。
(私の咀嚼が合っていれば)氏が今回のコンテンツを通して伝えてくださったのは、
「自分らしいコンテンツを作るために自分自身の内なるものを出し続ける必要があるが、それにも必ず限界とネタ切れが生まれる。それを乗り越えてどうやって出し続けるかとなった時に必要なのがインプット。その中でも特に本はおすすめ。」
「ただ、人は幼少期から感想文に代表されるように、そのインプットを受けて内容の紹介やどう感じたかを伝えようとしてしまう。これは消化不良の下痢を見ている人に押し付けているだけ。」
「なので本当に重要なやり方というのは、インプットしたものを咀嚼するのではなく、インプットしたものをサルベージして『私が言いたい、伝えたいことはこういうことである、それがこのインプットに書いてある』というのが本当に大切な咀嚼力でありアウトプット」
「ただ見られるためにはただ咀嚼して出すのではなく、見る人にとって欲しい味付けになっているかどうか?が極めて重要」と述べられていました。
…で合っているはずです。自分の読解力が不安。
ここまでが捻り出した話。ここからが私がサルベージした話
私の経験の中にも「何回も言われ続けたことがようやく急に理解できた」ということが多数存在します。
これに関しては「様々な人から言われてきた中で、ようやく自分が味を理解できるような経験をした」ということも一つの指標になるのではないか?と感じました。
はじめてビールを飲んだ時、「苦っ!なにこれ!こんなの飲めたもんじゃないわ!!」と思ったはずなのに、いつの間にか「一杯目は生で!!」みたいなことになるのです。
あれ、この話前聞いた時はただの説教みたいに聞こえてたのに、めっちゃいいこと言ってるやん!みたいな感覚ですかね。
これには私たちにとっての咀嚼力という味覚が、経験というスパイスによって少しずつ形成されていったからなのではないかと思います。
咀嚼力を鍛える私なりの方法
私のような若輩者がわざわざ人様にお伝えするようなものでもないかとは思うが、私なりにも咀嚼力を高めようと必死に足掻いてきた経験があります。
私の上司は幸か不幸か、説教が始まると2時間くらいはザラ、それも週に2〜3回くらいのペースでされていたのです。
…しかし残念かつ悲劇だったのは、私の読解力が壊滅的に乏しく、その説教で言われることをまったく理解することが出来なかったのです。
わからないから実践できない、実践できないからまた2時間近く説教される…ひたすらこの繰り返しでした。
私がその状況に陥ったのは、「わかってから行動に移そうとする」、脱することができたのは、「わかる範囲だけでいいからやり始めてみる」ということでした。
こちらの図が1番わかりやすいと思います。
知ることとわかることは別軸ですし、わかるまでにはやってみるというトライが必要不可欠なのです。
ただ当時の私にとってのミスはとにかく「知る」から「わかる」に一段飛びでいこうとしていたこと、かつよくありがちな「完璧に理解してから行動しようとする」という2つでした。
やってみないからまったくわからないのです。
やってみて「あっ、まずとっかかりやこの部分はこういうことだったのか!となると、次の部分はこうなるのかな?」などと少しずつ自分の経験を踏まえながら咀嚼していけるのではないか?と思います。
実際私も今回のラジオの内容は、以前にフランケンさんが「100コンテンツとりあえず出してみろ」とおっしゃっていたものを「訳わかんないけどとりあえずやってみるか」とチャレンジしてみた結果だと思います。
この際に「コンテンツの出し方ってどうやるんだろ?他の人はどうやってるかとか、どんな風にやったらいいか色々調べてみよ〜」と初動が遅れていたら、今回のような結果にはなってなかったと思います。
もしこちらに取り組まないまま今回の内容を聞いていたとしたら、全く刺さらなかったかわかったふりをして素通りするだけのものになっていたと思います。
まずは置かれた場所で「やってみたらいい」と目にしたもの耳にしたものをやってみるべきだと思います。
会社勤めならコスパタイパ意識せずにひたすらドブ板営業してみるとか。
憧れている人がいるならとにかくコンテンツを読んでわかる範囲だけでも行動してみる。
間違ってもその際に「周りはそんなに頑張ってない」「ちゃんと理解してからやってみよう」とかは思っちゃダメです。
まずは行動。これが1番難しかったりするのですが…とりあえず頑張って第一歩を踏み出しましょう。
そっから先は結構楽ですので。応援しております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?