RIDEメンバーの徒然note 〜アボカド好きの髙山が語る魅力と可能性〜
RIDEメンバーが好きなもの、気になるものについて語る「メンバーの徒然note」。今回は、ある食べ物への愛を熱量高く語る・高山のターンです。
おいし〜い食べ方から、社会課題、そして未来に向けて。高山の好きな”アレ”、あなたも気になってしまうこと間違いなしです。
==
こんにちは。おいしい食べ物とお酒には目がないRIDEの高山です。
大衆酒場のおつまみもファミレスのランチも大好きで雑食系な私ですが、なんだかんだある程度食の好みに傾向があります。
思えば、幼少の頃から食の趣味はちょっと変わっていました。
めかぶ、薬味、たまご豆腐、アジのタタキなど。甘いお菓子より、お父さんが好きそうなちょっとくせがあるものが好きでした。そして、気に入るとその時期はそればっかり食べます。
そんな私が約8年間大好きで、今もハマり続けている食べ物があります。
それが「アボカド」です。
私が今回noteのバトンを受け取ったときに、熱烈に語れることといえばこれしかないと思いました。
森のバターと呼ばれるメキシコ生まれのフルーツで、「アボガド」と間違えられがちですが「アボカド」です。
アボカドとは?
“熟した果肉のなめらかで濃厚な口当たりや豊富な栄養面から、アボカドは「森のバター」と形容され、人々に広く親しまれています。”
https://www.mikiprune.co.jp/p_abogado/
美容や健康に良い、ねっとり食感のアボカドは女子が好む食材としても有名です。私の場合「興味」や「好き」を通り越して、「なくてはならない」存在になってしまったので、愛情に近いかもしれません。
アボカドとの出逢い
いつの間にか、アボカドなしの生活は考えられなくなっていました。
出逢いはおそらく18歳くらいのころだと思います。
スーパーでたまたま手に取ったのか、当時テレビの特集で取り上げられていたのを目にしたのか(今となっては、どこでも見かける食材になりましたが、その頃はスーパーに置いているのが奇跡なくらいだった気がします)。
はっきり覚えていませんが、流行りモノ好きの私は「栄養価の高いねっとりした食材」というキャッチにまんまと引っかかりました。
今では、自他共に認めるアボカド好き。
最初はアボカドの切り方さえ分からなかった私が、アボカドなしでは生活できなくなってしまうまでの話を綴ります。
理解しがたい話も出てくると思いますがどうかお付き合いください。読み終わった頃には、きっとスーパーに買いに走ってるはずです。
アボカドまみれの生活
ちなみにどれだけ好きかというと、最近アボカドのクッションを買いました。テレワークのおともはこのアボカドクッションです。
最初からだいぶ飛ばしてしまいましたが、日常的にアボカドを食べることが習慣化しています。 スーパーに行くと、まず立ち寄るのはアボカドコーナー。
売り切れだったときのダメージはかなり大きいです…。
好きすぎるあまり、おいしいアボカドを見極める能力を身につけました。
おいしいアボカドは、「持ったときの感触」が違います。
グニョっと柔らかいものはだいたい切った時に黒い斑点が。
ビクともしないようなものは硬くて青臭いので、優しく押してみて程よく柔らかい状態がベストです。
売り場で一番のアボカドを選ぶことができると自負しています。
毎朝必ずアボカドを食べ、多い時は1日1個ペースで食べていた時期も。
お気づきかと思いますが、「森のバター」と呼ばれるくらいなので脂肪分が多いフルーツです。この時は流石に太りました。みなさんも食べ過ぎには注意です!
大学3年生になると、アボカド専門店でキッチンバイトを始めました。ここでアボカドのおいしい食べ方をたくさん知ることになります。
アボカドのイラストが描かれたTシャツを着て、料理で使うアボカドをひたすら剥き続け、大きなボウルいっぱいにワカモレを作る。
エビとアボカド丼
鬼のように忙しいピークタイムも頑張れたのは、アボカド増し増しまかない丼のおかげです。
「みのりはアボカド好きだから〜〜」と言いながら、いつもシェフがアボカドを追加してくれました。
好きになってから8年ほど経ち、さすがに毎日1個単位で食べることはなくなりましたが、2〜3日に1回はアボカドを買いに行きます。
最近はテレワークが中心になり、料理をする時間が増えました。
朝ごはんやランチ、オンライン飲みのおつまみにも。気づけば大抵の料理にアボカドが登場。インスタグラムの投稿を見るとアボカド率の高さがわかります。
丼ものやパン、麺料理にも。アボカドの割合が多いですね。どっちがメインかわからなくなりそうなくらいたっぷりと。
何でもかんでものせているように見えますが、一応ちゃんと味のバランスを考えます(ガツンとしっかり系の味や辛い料理と合わせるのがベスト)。
柔らかいアボカドを崩しながら、具や麺と一緒に絡めて食べる瞬間が至福なんです。
台湾風混ぜそうめん アボカドのせ
ハーブ和え麺 アボカドのせ
冷やしフォーアボカドのせ
明太クリームうどん アボカドのせ
「いつも同じようなもの食べてるね」とよく言われます。
アボカドの押しポイント3つ
なぜそこまで好きなのか。ちょっと変わったくせもの、そして流行りモノが好き。アボカドは、私の好みにドンピシャだったんです。
推しポイント① 味
ねっとり濃厚でクリーミー。それに加えて、ちょっと青さもある。
辛くもなく、酸っぱくもなく、味がないと言われたらそれまでなのですが私はアボカドに味があると思っています。
目を閉じるとまろやかな甘みの中に、ほのかに感じる旨味が…。
こってりとしたものだと飽きてしまうから、程よい青臭さがあるのがちょうどいいのかもしれません。
推しポイント② 罪悪感がない
脂肪分が多いアボカドは、「森のバター」という二つ名をもちます。
バターのようなものを食べているのにかかわらず、栄養価が高く美容に良いと言われているので、罪悪感がない(食べ過ぎには注意ですが)。
そんなちょっとかわいくて魅力的なキャッチに惹かれたのは大きかったです。
推しポイント③ 見た目
私は「断面」が好きでいろいろな食べ物を切る瞬間にワクワクするのですが、アボカドもそのひとつ。
切ったときに現れる、うすいグリーンの果肉と茶色い丸いタネが生活の一部になりつつある今、このビジュアルに愛着を感じるようになりました。
アボカド好きの偏愛レシピ
アボカド好きが勧めるアボカドレシピはきっとおいしいはず。ということで私のおすすめの食べ方をピックアップしてみました。朝ごはんでも、おつまみにもなる髙山の偏愛レシピをお届けします。
シンプルにそのまま
まずはわさび醤油。やっぱり王道はこれです。居酒屋で「アボカド刺し」というメニューがあると、だいたい注文します。
写真の醤油は、醤油専門店「醤油職人」の「大好物醤油」。アボカドに合うとされる溜まり醤油です。アボカドの濃厚さに負けないくらいコクと旨味があります。
でも、もっとシンプルに塩だけで食べるのもおすすめ。
アボカドの素材の味をダイレクトに楽しめるので、アボカド好きの方は試してみてほしいです。それにごま油も一緒にかければ、香ばしさもプラスされて、いくらでもいけちゃうおいしさです。
クリームチーズタルタル
アボカドとクリームチーズという黄金コンビ。アボカドの穴にクリームチーズを詰めて切ったものをおつまみにするのもおいしいですが、中でも好きなのがこちら。
このレシピが大好きで、一時期こればっかり食べていました。筒状に盛るとレストラン風になるので、ちょっといいご飯を作りたい時に幸福度が上がります。専用の型がないので、私はいつもアルミホイルをくるっと丸めたもので代用。
クリーミー食材のトリプルパンチにレモンの酸味、コショウの辛みが加わってめちゃくちゃおいしい。ケイパーはあまり使うことがないので、サーモンにはわさび醤油を和えたりします。
結局全部一緒に食べるので、材料を全部和えちゃうのもあり。
バケットにのせても、ごはんにのせて「タルタル丼」にするのもおすすめです。
ワカモレ
アボカドそのものの素材の味わいと柔らかい食感を味わいたいので、極力潰さずに食べたいのですが、タルタルとこれだけはよく作ります。
アボカドバイト時代にひたすら作り続けたワカモレ。マッシュしたアボカドと、みじん切りにしたトマトと玉ねぎ、ライム(レモン汁)をテキトウに入れて混ぜるだけ。
クラッカーやトルティーヤチップスがあれば、最高のおつまみに。味見しながら、ビール片手に食べ始めちゃってます。
納豆と卵黄と一緒に
朝ごはんは大抵このスタイルになります。
納豆とアボカドをごはんか麺にのせて、卵黄を最後に加えるだけ。味付けはその時の気分で。醤油やめんつゆ、ポン酢でも。在宅デーはおろしにんにくを少しのせてみたり。
余った白身は味噌汁に入れて有効活用。ちなみに、白身をあらかじめご飯に混ぜるふわふわになるので、より全体的に複雑な食感に。
納豆なしで「アボたま」もおすすめです。朝ごはんに食べるといいスタートが切れます。
―――
落ち込んだときも、いいことがあったときも、いつでもアボカド。
アボカドがアイデンティとして定着した私は、贈り物としていただくことも多々あります。
前職の退職祝いは、1玉700円ほどする千疋屋の高級アボカドだったり…。
大学の時に友人がどこかで見つけてきた、手作り風のアボカドバッチ。
今でもデスクにアボカドが…。
アボカドが、私の生活に潤いを与えてくれています。
まだまだ追求したいアボカドの可能性
8年間ハマり続けたアボカドもまだ知らない実態がたくさん。おいしさだけでなく、もっと広い側面からアボカドを追求してみたいです。
アボカドオイルを作ってみる
脂質が豊富なアボカドは、保湿性が高く美容にもいい食材。
化粧品で「アボカドオイル」というものをよく見かけますが、手作りもできるそう。好きな食材で、ちょっときれいになれるとしたらワクワクします。
アボカドの選び方を変えてみる
アボカドブームの裏側には環境、社会的な問題も…!
スーパーで売られているアボカドはほぼメキシコ産。世界各地で大人気になったアボカドは、生産地から長い距離輸送しなければならないという点で、多大なCO2排出も問題になっているのだとか。
そんな中、最近ではメキシコ産だけでなく、国産アボカドの生産も活発です。しかも日本のアボカドは、輸入されているアボカドとは違う品種もあり
味わいや食感もちょっとずつ違うそう…(気になります)。
ただ選ぶのではなく、アボカドの産地に注目して選んでみるのも面白そうです。
寒暖差を利用して栽培している新潟の「せきね農園」さんや、アボカドの苗木を販売している鹿児島の「ゆす村農園」さんなど。
栽培はちょっと難しいそうですが、畑活に勤しむ両親と一緒に挑戦してみようと思います。
これからもアボカドをおいしく食べるために、もっと広い視点でアボカドを追求していきたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?