企業におけるカウンセリングサービス導入のメリット

働く世代の健康管理、特にメンタルヘルスは大きな課題となっています。
米国では1970年代~80年代から、企業に外部カウンセリングサービスを導入するようになり、フォーチュン500(米国の売上高トップ500企業)の95%以上がカウンセリングサービスを導入しています。
特に日本は1996年をピークに労働生産人口が減り続けているので、より一人一人を大切にしないといけないことも考えると、日本国内でも、同様の取り組みが進むことが望まれています。

企業がカウンセリングサービスを導入するメリットとは何でしょうか。

1.従業員のメンタルヘルスの改善

カウンセリングサービスを提供することで、従業員のストレスや不安、うつ病などの心理的な問題を解決することができます。その結果、従業員のメンタルヘルスが改善され、生産性が向上するとともに、従業員の離職率も低下する傾向があります。

2.コスト削減

従業員のメンタルヘルスに関する問題が発生した場合、その問題を解決するための担当者の対応労務が発生したり、休退職した場合は補充目的での雇用コスト、さらには教育コストがかかります。しかし、カウンセリングサービスを導入することで、従業員のメンタルヘルスに関する問題を早期に解決することができるため、企業はコストを削減することができます。

3.労働環境の改善

カウンセリングサービスを提供することで、従業員が心理的な問題に対処できる環境を作ることができます。その結果、従業員は職場でのストレスやプレッシャーに対処しやすくなり、労働環境が改善されます。

4.リスク管理

従業員のメンタルヘルスに関する問題が発生した場合、企業は法的なリスクを負う可能性があります。具体的には安全配慮義務違反とそれに伴う損害賠償責任等です。近年、法人のみならず対応した上長等の個人にも責任を求められる判決が増加しています。カウンセリングサービスを導入することで、従業員のメンタルヘルスに関する問題を早期に解決することができるため、企業は法的なリスクを軽減することができます。

以上のように、カウンセリングサービスの導入には多くのメリットがあります。企業は、従業員のメンタルヘルスを重視し、生産性を向上させるために、積極的にカウンセリングサービスを導入することを検討することが重要です。

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