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K702とATH-M50xBT2の音だけを比較した

AKGのK702とAudio-TechnicaのATH-M50xBT2の音だけを簡単に比較してみた。音楽の専門知識は皆無だが、音の違いを感じた。そして、これは“イイ”ヘッドホンと感じた。


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❏ 比較したワケ

先日購入したAKGのK702(以下「K702」という)は間違いなく優れたモニターヘッドホンだと思っている。

優れたモニターヘッドホンなのは間違いないのだが、1つだけ気になることがある。

他とどう違うんだろう?

この1つの疑問を解決するために他のヘッドホンと比較してみることにした。シンプルに単純に「音」だけの比較ね。

比較する対象はAudio-TechnicaのATH-M50xBT2(以下「M50xBT2」という)だ!


❏ K702とATH-M50xBT2

ざっくり、K702とM50xBT2の違いをいうと……K702は「開放型ヘッドホン」でM50xBT2は「密閉型ヘッドホン」である。

開放型ヘッドホンは「開放的な音と装着感」、密閉型ヘッドホンは「音の密閉感と没入感」が特長である。

両者の詳細は各公式サイトの製品ページから確認をどうぞ。

↓K702の公式ページ

↓M50xBT2の公式ページ


❏ 音の比較

さて、音を比較していこう!

音を比較する前、私は両者に次のような音の印象を持っていた。

「K702は高音の伸びがあるなぁ」や「M50xBT2は中高域に特徴があるのかなぁ」って思っていた。

そこで、様々なジャンルの楽曲を聴いて音の鳴り方を比較した。試聴した楽曲のジャンルは次のとおり。

  • J-POP(男性ボーカル・女性ボーカル)

  • クラシック(音楽の教科書に載っているやつ)

  • サウンドトラック(日本のドラマや映画、アニメ)

  • ポップス

  • ダンスミュージック

5ジャンルをAmazon Music Unlimitedで試聴した。音はアンプ経由で出力した。感じたことは次のとおり。

まず、K702について。

原音への忠実さ独特な味付けをしないこと意識しているヘッドホンだと感じた。やはり、高音の抜け感の良さを感じた。

次に、M50xBT2について。

どの音もまんべんなく鳴っているように感じた。音の埋もれを感じない。やや中音域が特長かなって思う。

音の開放感や暑さ(蒸れ)は開放型ヘッドホンおよび密閉型ヘッドホンにある性質である。

よって、開放型ヘッドホンおよび密閉型ヘッドホンの性質そのものは音の比較から除こうと思う。

そして、開放型ヘッドホンおよび密閉型ヘッドホンの性質そのものを除いて比較したものがこちら↓。

K702は中音と高音に特長がある。特に高音の伸びが美しい。一方で、低音は薄味も薄味である。M50xBT2よりも薄いといっても間違いじゃないだろう。

M50xBT2は“まんべんなさ”が特長だ。特に中音域に重きを置いている感じがする。低音も鳴っているがマシマシではない。フラットな低音。しかし、K702ほど薄味の低音ではない。

よって、私が最初に感じていた音の印象は誤りではないと思う。

両者ともに「モニターヘッドホン」と呼ぶにふさわしい音を感じた。どこの音域を切り取っても強く味付けされていない感じが良いのだと思う。

よって、K702は中高音にM50xBT2は中音に特長があるのは「良い点」だと思う。そして、両者にはそれぞれ得意分野があると感じる。


❏ どちらもお気に入り

K702、M50xBT2ともに音に特長がある。これは「良い点」であり「得意分野がある」と感じる。

つまり、両者のそれぞれが得意とする音楽ジャンルや活用方法があるということだ。

なので、これからはその特長を活かすことができるように2つのヘッドホンを使っていきたいと思う。

以上!



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