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「私には大切にされる価値がない」依存こじらせ女子にありがちな自己否定と相手への執着について〜振り回されないための処方箋〜

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「依存的で苦しい恋愛になってしまう」「相手に期待しすぎて振り回されてしまう」「切るべき相手に執着してしまう」

そんな悩みを持つ『依存型こじらせ女子』からの相談が鳴り止むことはありません。


そもそも「依存」の根本にあるものを根掘り葉掘りしていくと、「自己否定」にたどり着きます。



自己否定とは、、、


・私は愛されない存在である
・私は大切にされない存在である
・私は魅力的ではない存在である
・私は何かが欠けている存在である
・私は人を幸せにできない存在である
・私は無力な存在である
・私は無価値な存在である
・私は責められるべき存在である


このように無意識的に自分を責めてしまう「思い込み」のことを言います。

この自己否定があるからこそ、「いま愛してくれる人を失ったら二度と愛してくれる人は現れないから別れるわけにはいかない」「私は相手を選り好みする資格はないから雑に扱われても手放すわけにはいかない」という依存心や執着心がこびりついてしまうわけなんですね。


どうしたら苦しい恋愛を乗り越えられるのか。
どうしたらパートナーシップで振り回されなくなるのか。
どうしたら依存・執着から卒業できるのか。


その鍵はやはり「自己肯定感」ということになってきます。



【ツイートはここから】


断言します。メンタル強い人の特徴は「期待しない」「依存しない」「執着しない」です。

相手に過度な依存/執着をして傷ついてる人が多い。

「自分には魅力がない」という自己否定が強い人ほど依存しがち。

『相手軸』だと生きにくさが倍増する。

依存/執着から卒業するために、もっと自己肯定感を上げていくことが大切です。


【ここまで】



ーー断言します。メンタル強い人の特徴は「期待しない」「依存しない」「執着しない」です。ーー



「メンタルの強さ」と「期待、依存、執着」には関連性があるのかという質問をいただいたので、ここで分かりやすく噛み砕いておこうと思います。

結論から言えば、関連性は大アリです。



まず「期待」について。


「相手に期待をする」というのはどういうことでしょうか。

小さな視点では、「今度の誕生日はハイブラのプレゼントもらえるかな」とか「私がこないだ言った『美味しいお鮨が食べたい』って話覚えてくれてるかな」とか「今電話したら出たりしてくれるかな」というのも、期待のひとつだと思います。

しかしながらグッと、パートナーシップレベルまで視点を大きく広げてみると「彼は私のこと愛してくれてるのかな」「彼はずっと私を大切にしてくれるのかな」という期待になるでしょう。


もちろん期待することは全く悪いことではありません。というか、人間たるもの誰かや何かに期待しないことなど不可能です。私も「今月はRK何人購読者増えるかな」と日々期待に胸を膨らませています。

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私の宣伝は置いておき、健全な欲求がある限り「期待」があるのも仕方ないという話です。

「バッグ欲しいな」も「お鮨デートしたいな」も「愛して欲しいな」も「購読して欲しいな」も、適度な期待であれば問題ないんですね。



しかしながらこの期待が「過度」になるとパートナーシップ上の難しい問題がでてきます。



例えば、「友達はハイブラのプレゼントを彼からもらってるんだから私だって愛されてればもらえるハズだよね??」と、半ば脅迫的な感情を抱いてしまったり、「愛されてるなら○○してくれるよね?○○してもらえないってことは愛されてないってことだよね?」「○○されないってことは私に魅力がないってことだよね」と、「自分責め」に繋げてしまったりなどですね。

特に後者の「期待」を「自分責め」に繋げてしまう考え方はとてつもない生きにくさに繋がります。つまり、「○○してもらえるはず、さもなければ自分には価値が無い」というように、「相手の行動」と「自分の価値や魅力」を直結させて考えてしまってるんですね。そうなれば必然的に病みますしメンタル弱ってしまうのも当然です。


よくよく考えてみると、「ディオールやらフェンディやらヴィトンのプレゼントをもらえないこと」と「私の価値」は全くもって関係がないはずです。人の価値はそんなことで測れるものではありません。そもそも「人の価値」という言葉自体おかしいはずです。人は商品じゃない。

同じように、「彼に愛されないこと」と「私の価値」もまた全く関係ありません。「彼に愛されない」のは単なる縁とか相性の問題であって、女性側の「価値」の問題なんかでは断じてありません。

なのですが、「過度な期待」…つまり「○○してくれなきゃ私には価値が無い」という考え方で自分をひどくイジめ、自己否定し、こじらせてしまい、強いてはパートナーシップを崩壊にまで導いてしまう女子が何とも多いんです。


「期待が強い人はメンタルが弱い」というのはそういうことなんですね。





次に「依存・執着」とメンタルの関わりについても触れておきましょう。


依存についての記事もたくさん書いていますが、記事を書くごとに「もっと依存についてよく知りたいです」というご感想をいただいたりしまして、このテーマに関心をもっている人は大変多いんだなと毎回感じます。依存をこじらせて苦しんでる女子ですね。


「依存・執着」が苦しい理由のひとつに「被害者意識」というものがあります。何やら漢字五文字で難しそうな言葉ですが、依存型女子だったら漏れなく感じたことのある感情です。

具体的には、「どうして○○してくれないの」と相手を責め立てるような意識のことを言います。また、この被害者意識には「私はこんなに○○してるのに」という考え方もセットでついてくることが多いです。

「どうして○○してくれないの、私はこんなに○○してるのに」という構文で表されるのがズバリ被害者意識なんですね。何だか国語の授業みたいですが笑


あえて例をあげずとも、依存型女子各位ならアッという間にこの構文の「○○」を埋められるのではないでしょうか。日常のシーンであれば「どうして連絡くれないの、私は即レスしてるのに」などもそうでしょうし、「どうして家事負担してくれないの、私は働きながら家事やってるのに」もそうでしょうし、「どうして仕事ばっかりやってるの、私はあなたのために時間作ってるのに」もそうでしょう。


また、大きくパートナーシップレベルでは「どうして愛してくれないの、私はこんなに愛してるのに」「どうして大切にしてくれないの、私はこんなにあなたのことを思ってるのに」というのもきっと皆さん感じたことのある感情だと思います。



つい、「どうして○○してくれないの」という被害者意識を持ってしまうという人はとても多いと思います。

この被害者意識を持つことにより、いったい何が悪いのかと言えば…


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