「他人軸」と「人を大切にする」は何が違うのか~相手への期待・依存・執着は「他人軸」が原因で、結局は自己肯定が大切という話~
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・人の目が気になる
・他者評価が気になる
・いつも顔色伺ってしまう
・相手に自分の意思を言えない
・つい競争的になってしまう
・自己犠牲しがち
・「良い人」になりがち
・つい見返りを求めて期待してしまう
・欠乏感が大きく執着しがち
・相手からの「こう思われたい」が強すぎる
そんなマインド、思考習慣を「他人軸」と言いますが、今日はその他人軸について深掘りした記事になります。
「他人軸」と「人への優しさ」は何が違うのか。
「他人軸」と「人を大切にする」は何が違うのか。
「他人軸」と「人を愛する」は何が違うのか。
そんなことを書き連ねました。
「良い人すぎて苦労してる」
「他人軸で振り回される」
「パートナーシップで相手と上手く関係をつくれない」
「期待しすぎ・見返り求めすぎで恋愛がダメになってしまう」
「対人関係でいつも疲れてしまう」
そんな人はぜひご覧ください。
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■メンタル強い人の最大の特徴は「人を大切にするけど人に無関心」ということ。
【ツイートはここから】
メンタル強い人の最大の特徴は「人を大切にするけど人に無関心」ということです。
「人に関心がいきすぎる」は「人に期待しすぎる」と紙一重です。
人を大切にする人ほど期待しすぎて依存的になる傾向があるので「あえてほどよく無関心になる」のもとても大切なんです。
【ここまで】
ーーメンタル強い人の最大の特徴は「人を大切にするけど人に無関心」ということです。ーー
「人を大切にするけど人に無関心」
まるで禅問答のようなツイートですが、とても大切なことをツイートできたなと自画自賛しております。
当たり前すぎる大前提として、「人を大切にする」「人に対して誠実でいる」「人を尊重する」という姿勢は非常に大切です。
心理界隈や自己啓発界隈のインフルエンサー各位なども「人に対して無関心でいることの大切さ」や「人に対して期待しないことの大切さ」を説いてはいます。
しかし、彼らには彼らなりの流儀があるのでしょうから否定するわけではないのですが、「だから大切じゃない人は雑に扱ってもいいんだよ」「だから傍若無人に振舞ってもいいんだよ」「だから自分勝手に生きたっていいんだよ」という風に聞こえてしまう発信もとても多いんですね。
もちろんTwitterの発信なので字数が短すぎ、彼らの真意を100%つかめるわけではないのですが、「人に無関心であること」と「人を大切にしないこと」を混同してしまってるインフルエンサーがいるのもまた事実なのではないかと思います。
一方で、私もまた「人に無関心であること」「人に期待しないこと」「人に執着しないこと」などを発信してはいますが、その前提には上記のツイートのように「人を大切にする意識」が大切なのではという考えがあります。
Twitter上では鉄面皮で孤独風で一匹狼に思われることが多い私ですが、いつもnoteを見てくれてる人なら分かるように、とても人好きですし、とてもユーモアにもあふれているのです(調子に乗りました)
さて、「人を大切にする」を前提にするというお話をしましたが、それは「人に媚びる」「全員に良い顔する」「他人軸を生きる」ということとは明確に線引きしておかなければなりません。
人を大切にするイコール人に媚びへつらうことでは断じてありませんし、他人軸の人が「人を大切にできている」とは限らないからです。
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■彼軸、夫軸、友人軸…さまざまな関係でのさまざまな「他人軸」
「他人軸の人が人を大切にできてるとは限らない」というのはまた斬新な発想に思われるかもしれませんが、話を分かりやすくするためにまず、「他人軸である」というのはどういうことかという所から見ていきましょう。
「他人軸」と聞いて読者はどんな想像をするでしょうか。
「気を遣いすぎる人」と感じるかもしれませんし、「いつも顔色を伺ってる人」と感じるかもしれませんし、「優しい人」だと感じるかもしれませんし、「対人関係でストレスをためそうな人」だと感じるかもしれません。
手慣れた読者であれば「他人のモノサシで生きてる人」なんて解釈も出てくるでしょうか。
例えば恋愛や婚活においては他人軸は「彼軸」なんて言ったりもします。
彼に意識が向きすぎていて自分のしたいこと言いたいことを封じ込めてしまったり、彼に「嫌われない」ことを優先しすぎるあまり自分がなくなってしまったり、「彼が彼が彼が彼が彼がkarega、、、」となってしまい盲目状態になってしまったり、「何でもするから捨てないで」という依存的奴隷マインドのようになってしまう人もいるでしょう。
さらに、RK読者にあるあるな例でいったら、「身体だけの関係の人がいるんだけど避けられたり関係が途切れるのを怖れるあまり、もう一歩踏み込んだ話ができない」ですとか、「付き合って一年以上たつ彼がいてそろそろ結婚の話だって出てきてもおかしくないはずなんだけど、一向にそんな話にならず焦ってる。自分から言うことはできない」ですとか、しばしばご相談いただきます。
また、「夫がこうしてくれない」「夫があーしてくれない」「夫が察してくれない」みたいな感じで「夫軸」になっちゃってる人も多いですよね。
「私は夫に尽くしてるのに」「私は夫を思ってるのに」「私は夫を思ってるのに」そんな風に見返りを求める気持ちがつい起こってしまうのも夫軸を含む他人軸の特徴でしょう。
これらは「自分」ではなく「彼」「夫」に意識を持っていかれてしまってる状態ですね。
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また、次々に結婚していく周りの友人を見ていると焦りがわいてしまい、したいわけでもない婚活を始めてしまうのは彼軸ではないですが、「友人軸」と言ってもいいですよね。
優しくて繊細な人ほど、「友人がこうだから私もこうする」「友達がこうしてるから私もこうしなきゃ」となりがちなのもまたあるあるでして、結婚についても「周りが結婚してるからそろそろ私も、、、」なんてなりがちですよね。
もちろんそれは自分のモノサシではなく「他人軸」の判断なので、結婚は「心からしたいこと」ではないでしょう。
よって婚活疲れしてしまったり、「アプリで会うやつはクソミテーな男ばかりだ」となってしまったり、どうしても理想を思い描けなかったり、お相手の悪いところばかり目についてしまったりしますよね。
こんなことを書いてると「まじかRyutaさん読心術でもやってるの」なんてご感想をたまにいただくわけなのですが、それくらい「他人軸状態にある人」って同じ行動パターンを繰り返しがちなんです。
総じて言えるのは他人軸とは「何となく他人に目線・意識が向いてそうな人」というイメージはあると思います。
他人優先のイメージです。他人中心な感じがするとまで言ってしまっても良いかもしれませんね。
上記でチラチラ出てきたように、巷では「優しい人」「繊細な人」「気遣いさん」「良い人」なんて言われることも多いでしょう。
しかしながら、他人軸とは実は「自己中心性」にほかならず、ある意味で「幼稚」だとすら言えるのです。
他人軸の人は「他人のことを考えてる優しい人」に見えて、自分のことしか考えてない自己チューな幼稚さがあると言えるわけです。
他人を気遣いまくってる「他人軸」の人こそ自己中心的で幼稚、、、
何とも炎上しそうな表現が出てきてしまったのでここからは有料ゾーンにしましょう。
「自己中心」からは程遠く見えそうな他人軸な人が「自己中心的である」とは、いったいどういうことなのでしょうか…
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