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Q.メンタル不調は面接で伝えるか?🤨

ネットで検索をすると「伝える」「伝えない」「様子を見ながら伝える」など色々な回答が見受けられます。

法律では職務に直接的な支障が出る可能性がある場合を除き、基本的に伝える必要はないとされています。

また、告知することにより転職が不利になることがあるため、伝えない方が良いとも言われています。

しかし、20代のメンタル保健室としては、
事前に「伝えた方が良い」と考えています。

約20年間、転職支援に関わってきた中で、以下のような状態や状況になり、場合によりトラブルになるケースもあるからです。

①入社後に症状が再発し、相談しようにも伝えていなかったため言い出すことができず、症状が悪化していく。

②合理的配慮を受けられずに最初からハードな仕事や勤務環境で働くことになり悪化や再発してしまう。

③入社後ひょんなことから発覚してしまい、なぜ伝えなかったのかと、上司や同僚から不信感を持たれてしまう。

④隠し事をしているという後ろめたさから、良心の呵責やいつ発覚するかという不安に悩まされてしまう。

怪我や古傷を持った野球やサッカーのプロ選手が、事前にそのことを伝えていれば、練習は別メニューで試合への起用も回数や時間限定となるものの、伝えていない場合はフルメニューの練習やフル出場して怪我の再発や悪化に繋がり、その後にチームの上層部やメンバーから信頼を失うことは容易く想像できるかと思います。

それでも転職に不利になってしまうので伝えるのは憚られると思われるかもしれませんが、会社に入ることはゴールではなくスタートで、会社で長期に働き続け生活やキャリアを安定させることがゴールですので、会社に入るために繕ったとしても、その後数ヶ月、数年で綻びが出てきてしまうものです。


ただ、ここまで「伝えた方が良い」とお伝えしましたが、あくまで伝える義務はありませんので、転職先が受け入れてくれる環境かや、伝えることでの多少のプレッシャーや偏見などを感じることも考慮して、判断していただければと思います。

一番良いのはメンタル不調を伝えても不利にならず、合理的配慮を受けながら、プレッシャーや偏見が少ない職場に転職することです。
また、残業が少なく、お休みがしっかり取れて、リモートワークやフレックスタイムなど、ストレスが少ない環境の有無もメンタル不調の方が働く上で重要かと思います。

とは言え、中々そう言った求人がないというのが一番の悩みどころだと思いますが、20代のメンタル保健室では、相談やアドバイスの他に、ストレスの少ない職場や環境の求人紹介もしておりますので、もしよろしければ気軽にお申し込みください。

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