【note映画】『ホムンクルス』4月2日公開は、ミステリーでホラーな極上のラブストーリーだ。また綾野剛にやられた
綾野剛さんの新作映画が公開されるたびに
人間として濃厚な時間を作品毎に全く違う感覚で味あわせてくれる
それがどれも深く沁みるから
新作が出る度に「これは代表作だ!」と思っちゃう
今作もそうでした
4月2日公開の「ホムンクルス」
綾野さん主演という事もあるんてますが、原作である山本英夫さんの漫画を雑誌連載時に夢中で読んでた。
何か分からないけど、読んでる時に現実にある不思議な隙間を覗くような感覚が好きでドキドキしながら読んでたのを覚えてる。
そして時代の先を行ってるんじゃないかと
その作品が実写化されると聞いた時まず思ったのが
無理だろう
でも主演が綾野剛さんと知って
可能だろう
と、そしてありがたい事に試写を観せて頂きました。
ストーリーはというと、なるべく情報が無く映画を観た方がいいんで入口だけで。もちろんネタバレ無し。
一流ホテルとホームレスが住む公園の間の道路に車を止め、車上ホームレスとして生活をする過去の記憶がない名越進(綾野剛)は、突然現れた伊藤(成田凌)に額の所に穴を開ける実験をさせてくれと言われる。最初は躊躇ったが穴を開けてみて、右眼を隠し左眼で見てみると、人間が異様な形で見える、、、、。
結果から言うと
見事な実写化でした
記憶のないが金はあるホームレスというミステリーな入口から引きずり込まれて
穴を開けて見える人間世界がホラーで
名越と出会う人々のヒューマンドラマに胸熱し
痺れるようなラブストーリーに打ちのめされました。
全然具体的じゃなくてごめんなさいなんですが、キャストの熱量と清水崇監督の巧みな技により見応えのある深い所に触れさせてくれる作品になりました。
伊藤役の成田凌さん
キレッキレでしたね。
幅広く色んな役をやってますが、今作は狂気ある色気が溢れ出て、さらに謎の奥に向かってズンズン引きずり込んでくれる。原作の独特で特異な世界を狂気を振り撒きながらナビゲートして導いてくれました。いやー凄い演技でした。
組長役の内野聖陽さん
名越と出会い変わっていく繊細なシーンは見事でした。この2人のシーンで原作漫画と実写の差が全くなく、さらにスペクタクルなものも感じちゃいました
女子高生1775役の石井杏奈さん
実は色んな作品で結構ハードな役を演じる彼女ですが、今作も素晴らしかったですね。綾野さんとのシーンは戦いのようにも見えスリルがあり観ていて色々な感情が駆け巡りました。
そして謎の女役の岸井ゆきのさん
もう岸井さんの存在感が不思議でキュート、さらに彼女が出現でストーリーがさらに大きく展開するんです。
そして綾野剛さん
連れてってくれました
いつもの所から、気が付くと向こう側の世界に連れて行ってくれる。
リアルなんだけど不思議で
激しいけど繊細で優しく
異世界なんだけど現実を
痛いほど味あわせて頂きました
4月2日から限定公開です
ぜひスクリーンでたっぷり受け止めて下さい
ここまで読んで頂いてありがとうごさいました。
良かったらいいね👍お願いします。
ありがとうございました😁
※実は6年前一度だけ綾野剛さんに偶然お会いした事があります。その時の事が忘れられないので書いておきます。余りに個人的過ぎるので有料部分にします。なぜ有料にすると言うと、有料にするとほとんど読まれ無いからです。記録用として伸び伸び書いて残しとこうと思ってです😁
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