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GAFAの面接に落ちた君へ【次の成功率はこうして上がる】

こんにちは。

今日はGoogle, アップル, Facebook, アマゾンといった外資系企業の面接を受けて残念ながら不採用だった方、失敗してしまった方、落ちてしまった方向けにノートを書きたいと思います。


私個人的にはGAFAの面接を1回挑戦し、それで入社をすることができた運がよかった人間なので、GAFAに幾度となく挑戦し落とされてきてしまった方の気持ちは体験はできていません。


ただ、このように偉そうに外資テック企業の面接に関するnoteをたくさん書いている私ですが、実は社内公募では何度も何度も挑戦しては落とされた経験もあります。

3回挑戦して失敗、ようやく4回目で就きたいポジションに異動できたりといったようなことを在籍中は何回か繰り返していました。


また、面接官・採用担当として、候補者を不採用にすることも数え切れないほど行う必要が当然ながらあったのですが(1人採用者を出すためには平均して5人くらいの不採用者がいます)、その後諦めずに挑戦してくる方を見て感じた点等については皆さんの参考になるかと思います。

本日は、そういった私の経験を踏まえて打破のようなUSテック企業では採用者がどのように扱われているのかについてお話をしていきたいなと思います。


不採用者がシステム上どのように扱われるのか

まず採用システムの話しをしてみたいなと思います。
私もGAFAの入社前は、自分が記録が一生残っており面接にいちど失敗するとそういった失敗が刻まれてしまうんだろうと少し恐れいたのを覚えています。

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事実として、皆さんの記録はシステム上に残っています。例えば、私が過去にどのようなポジションを受け、誰が面接をしたのが、どのようなフィードバックをもらったか、採用だったのか不採用だったのか、システム上に残っています。

しかし、このシステム上の記録が、次の応募の際に不利に扱われる事はほとんどありません。(もちろん、皆さんが社内の規則を破り解雇されたような場合は異なりますが)

基本的に、仮に皆さんが別のポジションに応募したとした場合、リクルーターは過去にどんなポジションを受けていたかを確認することができますが、実際に面接をする面接官は、自分が採用不採用のフィードバックを提出するまでは過去の記録は一切見る事はできません

これは面接官が他のフィードバックや過去のフィードバックに影響受けて、偏見をもってしまい公正なフィードバックが阻害されるのを防ぐ狙いがあるからです。


難易度を決める1番の要素は時の運という話

ブログなどでも以下のような記事をよく見かけるかと思います。
・GoogleアマゾンFacebookアップルどのポジションが簡単か入社しやすいか
・営業とマーケティング、エンジニアの難易度の違い

私自身も「このポジションは面接突破しやすい」といったテクニカルな分析をnoteなどに書いていますが、最後は運という要素が強いといまだに感じます。

もちろん、事前に理解して準備をすることは大切ですが、最後は採用担当者という人との相性や他の候補者といった様々な要素が絡んできます。


もちろん、業界経験15年以上も求めているカントリーマネージャーのポジションに、新卒の方が応募しても当然ながら要件の当てはまらないため採用とはならないでしょう。

そういったシニアレベルに応じた難易度、また営業とマーケティング、エンジニアといった比較しがたいポジションの難易度といったものはあるかと思います。

ただ、そういったことを前提においても、例えば、仮に皆さんがハイアリングマネージャーものすごく気に入られていた場合、そういったハードルが一気にゼロに近づいてきます。

私が社会人に経験が浅いうちに新卒枠ではなく、チームの立ち上げメンバーとしてGAFAに入社できたのも、正直なところ運という要素が大きかったかと思います。

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また、ユニコーン企業のカントリーマネージャーのポジションを受けた際も、最初リクルーターからはもっとシニアの人を求めているといったフィードバックがありましたが、

面接官の「年齢は若いが、彼のGAFAでの経験は素晴らしい」という一言でスクリーニングをパスすることができました。


その方の個人的な嗜好もあったと思います、

また、(その方はアメリカ人だったのですが)アメリカ人は私の経験上若さを評価する文化を持っている傾向がある、といったことなどがプラスに働いたのではないかと思っています。

これが年齢を重視する例えば日本人のマネージャーであったならば、答えは違っていたでしょう。

少し話が長くなってしまいましたが、要は時の運によって結果が大きく変わってくるので、仮に面接に落ちても落ち込む必要はありませんし、ポジティブに何度も挑戦していただけたら幸いです。


また、仮に皆さんの面接を突破することができたとしても、もちろん自分を褒めつつも、ぜひ謙虚にさらに次なる目標を目指して頑張っていただくといいんじゃないかと思います。


挑戦し続けると成功する確率が少し上がる話

最後に、私が海外オフィスに勤務していた時に、社内異動で失敗した際に当時の上司からもらったアドバイスを皆さんに、このnoteを読んでくださった皆さんに秘密にご紹介したいなと思います。

社内で応募し異動を希望していたポジションの面接に失敗した私は、当然ながら落ち込み、また、面接で不採用にしたチームの上司とは廊下ですれ違ってもなんとなく以前のように話せなくなってしまっていました。


そして、当時の私のマネージャーには「そういえば最近受けたポジションどうだったの?」と言う質問を受け、「ダメでした」と答えた私に、
理由は何だったの?」と続けて聞いてきました。

そういえば、今回はまだフィードバックを受けていなく、また、少し嫌気になっていたので自分からフィードバックを求めに行くつもりもありませんでした。

そんな私に上司は「仮に俺がハイヤリングマネージャーにだったら、諦めずにフィードバックを求めてくるやつは、『こいつは向上心がしっかりしている』ということで見直すけどな」とアドバイスしてくれました。

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そして、私は早速私を不採用にしたマネージャーのところにフィードバックをもらいに行きました。

そうするとそのマネージャーは嫌な顔もせず、何がダメだったのかと言うことを具体的に教えてくれ、さらには、次の機会にはこちらからまた声をかけるよ、とまで言ってくれました。

1つの失敗で全てが終わったかのように考えがちな私にとっては、非常に大きな学びとなった出来事でした。

ぜひ皆さんも、1度や2度の失敗ではくじけず自分が追い求める目標にチャレンジし続ける気持ちをもつことのきっかけに、このnoteがなっていたらうれしいです。

GAFA海外勤務日誌

私と同じような志をもっている方に、少しでも役に立てればと思い、私がGAFAやユニコーン企業、外資系戦略コンサルティングファームの経験談や転職のアドバイスを「ピボット転職」というメディアにまとめています。

Google, Apple, Facebook, Amazonといった企業への転職を目指している方向けに、高度で質が高い内容に絞って、書いていっているので興味がある方はのぞいてみてください👀

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