
【初心者向け】今注目のゲームエンジン「Godot」について紹介
初めまして。りよせいです。
ゲーム制作をするときはほとんどのひとがゲームエンジンを使います。しかし、ゲームエンジンが多すぎてどの「ゲームエンジンを使えば良いのかわからない」という人もいると思います。
自分もそうでしたが、ゲームエンジンについて調べているときに「Godot」というゲームエンジンを知りました。今回はその「Godot」について紹介していきます。
Godotの特徴
2D/3Dゲーム
Godotは2Dのゲームも3Dのゲームも制作が可能です。VR/ARまで制作も可能だそうです。
ミニゲーム的なものから本格的な3DゲームまでこのGodotで作ることができます。
Godotで作られた有名なゲームはまだありません。しかし、商用ゲームの開発にも使用されてきています。
マルチプラットフォームに対応
Godotはマルチプラットフォームに対応しています。対応しているのはAndroidやiPhoneなどのスマートフォン、WindowsやMacなどのPC、NintendoSwitchやPlayStationなどの家庭用ゲーム機まで対応しています。
完全無料
Godotは他のゲームエンジンと違い、完全無料で使用することができます。そのかわりにGodotは寄付を募っています。
Meta(旧フェイスブック)のAR/VR研究部門のRealityLabsもGodotに寄付をしています。
あなたもGodotに寄付してみてはどうでしょうか。
独自のプログラミング言語
Unityでプログラミングするときは主にC#というプログラミング言語が使用されます。Godotでは何を使うのかというと
「GDscript」
というGodot独自のプログラミング言語です。
このプログラミング言語は人工知能の作成などに使われるPythonというプログラミング言語に似ています。このPythonは比較的簡単な構文でいいので、初心者でも学びやすい言語だと言われています。
GDscriptも簡単な構文でいいので初心者でも簡単にプログラミングができます。GDscriptについてはGodot公式サイトに書いてあるのでそちらをご覧ください。
Godotのデメリット
「ここまで紹介してきたGodotはデメリットなどないんじゃないか。」と思う人もいると思います。ですが、Godotには大きなデメリットが一つだけあります。
Godotのデメリットとは日本語の情報がとても少ないことです。
Unityなどは本屋さんに本が置いてあります。しかし、Godotの本は本屋さんに置いてあるどころかネット通販でも手に入れることはかなり難しいです。
Godotは本の数がそもそも少なく、二冊ほどしかGodotの本がありません。なので、本を手に入れることが難しいのです。
インターネットで調べてみると、Unityに関する記事やブログなどが表示されます。しかし、Godotについて調べると一応記事が表示されるのですが、Unityに比べて記事の数が圧倒的に少ないです。
この日本語の情報の少なさがGodotの最大のデメリットなのです。
まとめ
Godotは完全無料で2D/3Dゲームが作れるゲームエンジンです。独自のプログラミング言語であるGDscriptを使えますが、日本語の情報が少なく、勉強がしにくいです。
しかし、Godotはゲームエンジン自体が他に比べて軽く、ダウンロードしてすぐにゲームを作り始めることができます。
なので、とりあえずゲームを作ってみたいという人はこのゲームエンジンを使うことをおすすめします。
三日坊主になりやすいという人や簡単なミニゲームを作りたいという人はぜひこのGodotを使ってみてください。