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あれから1年。だけど私の席にはもう、他の人が座ってる


昨日8/28は、
イタリア留学から1年記念日でした。

つまり、
昨年の昨日、私はトリノに降り立った。

降り立ったのはミラノ。


夢見ていたイタリア暮らし。

でもそんなにうまくは行かない。



ミラノからトリノへのバスチケットも、

当日ギリギリになって初めて手に入れた。

そんな
直前まで何も決められないドキドキ感。

まさにイタリア。


ああ、イタリアに来たんだな。


私にとって2回目だったイタリアは、
違う都市とはいえ、
ちょっぴり懐かしい感覚だった。


ようやく手に入れたチケットを手に、
大荷物を抱えてバス乗り場に向かう。


でもね、
バスが来ない。


これもまたイタリア。


30分くらい待って、やっと来た。

でも、
待たせたとか思ってないので謝罪はない。

ああ、イタリアだぁと改めて思う。

ワクワクがこみあげて、
少しニヤニヤしながら乗り込んだ。


バスに乗るとすぐにWi-Fiをつないで、
ホストファミリーに連絡。

やっとついたよ!!
でも、30分遅れてしまった💦
と伝えたら、

さすがイタリア、そんなの想定内。

ごめんね、みんな‥
って思ったけど、
当たり前みたいに許してくれた。



結局1時間遅れてトリノについた。


空港近くの殺風景から、
高速道路から見える自然、
と続いていた窓から見える風景が、

一気に都会っぽくなった。

あ、ついた。


でも、
やっとたどり着いた場所は、

何もないバスの停留所。



でも。


私にとっては宝物が待っていた。


私より少し年上の
スラッとしたショートカットの女性。

女性としっかりと手をつないで立ってる
二人の子どもたち。

ピピとタタ。

わたしの宝物になった、

大好きな大好きな、イタリアの家族だった。



私はそれからの半年間を、
一生忘れるないと思う。

そんなことは絶対にしたくない。


あの子たちとすごした夏、秋、冬。

春まであと少しで、
涙をのんでお別れした。


会いたくてたまらない。



でも、

今あの子たちにはもう、
新しいオペアがいる。



でもどうかな。

あのとき私と作った思い出、
きっと覚えていてくれるんじゃないかな。

本当にたくさんのところに行ったよね。

たくさんのことにチャレンジして、

たくさん笑って、
たくさん泣いた。


りよのこと、

大好きになってくれてありがとう。



私はずっとずっと、

きみたちの味方だよ。


って強く思う。


大好きな家族。
本当に、素敵な日々をありがとう。


この思い、届くといいな。

いや、きっと届いてる。


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