2022年12月の記事一覧
『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス 感想
こんにちは。RIYOです。
今回はこちらの作品です。
1930年に世界恐慌の煽りを受けたコロンビア経済の安定を図るため、貧困に苦しむ労働者の支持により自由党が政権を握りました。コロンビア・ペルー戦争を経て、土地の改革を行った自由党は政権継続と思われましたが、政治の失策により保守党へと政権を移します。
1946年に保守党政権が誕生しますが、ここからコロンビアはLa Violencia(暴力)の時代
『C神父』(蠱惑の夜)ジョルジュ・バタイユ 感想
こんにちは。RIYOです。
今回の作品はこちらです。
1880年よりフランス第三共和政ではジュール・フェリーによる教育制度の改革が行われました。政府は教育において宗教的中立を保たねばならないという思想のもと、初等教育の「無償・義務・世俗化」を図ります。政府は信仰、信教の自由を保ち、公平な立場であるべきだとする主張でした。これにより国家における宗教予算(主にカトリック)が廃止され、ローマ教皇の怒り