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春色あふれる発酵食ランチ

ここ東京では、数日前まで頑張って咲いていた桜の花がとうとう散ってしまいました。

先週末。散り初めの目黒川

入学式に出席する様子のピカピカの親子を見かけることの多いこの数日、朝一番に新聞を取りに家の外に出ると、冬のピンと張りつめた空気とは明らかに違う、関西弁で言うところの「ぬくい」風がやんわりと身体にまとりつくのを感じます。

今日は久しぶりの平日休み。ポカポカ陽気に誘われて、仕事や用事の合間の「チャチャっと」ランチではない、のんびり優雅なお一人様ランチに出かけました。

「Seasonal Organic Natural くれは食堂」で発酵食ランチ

行先は、表参道近くの青山通りから少し路地を入ったところにある        
「Seasonal Organic Natural くれは食堂」

「発酵食が楽しめるランチ」ということで見つけたのですが、ホームページの写真がなんともステキなのです。色鮮やかな写真がいっぱい。

色とりどりのサラダの写真は野菜の瑞々しさが伝わってきそうですし、小鉢のカラフルなことと言ったら。器も、載っているおかずも元気になりそうな色で溢れています。

お昼どきの混雑する前に、と思って11時半過ぎに到着するように向かいましたが、すでにテーブルは半分ぐらい埋まっていました。予想どおりほとんどが女性。男性の姿もなきにしもあらずでしたが、いずれも女性と一緒に来ている人ばかり。二人掛け席が基本なのですが、一人ランチの人も多くてホッとしました。

大人の女になりたいが

さて、気になるお料理ですが、定食のみで2,300円。メインをお魚かお肉か、お豆腐かのいずれかから選びます。いつも一人ランチは千円以内に抑えようとしている私としては大盤振る舞い。期待感も高まります。

待つことしばし。いつもの千円以内ランチのお店では、ささっと注文して、ささっと出てきて、ささっと食べて、さあ、行きましょう!ですが、明らかにそれとは様子が違います。

お店の外を眺めてみたり、スマホを見たりして待ちますが、なかなか時間は経たない。こういうときにスマホなんて見ずにひとりでゆったりと楽しめるようになりたいものだと思いますが、なにせイラチな人間なので、まだかな、まだかな、と厨房が気になって仕方がない。

お店は2階です。

以前、宿泊したホテルで、友人とフレンチのコース料理を食べたときに、一人でコース料理を楽しそうに食べている女性がいたのですが、その様子にとても感心した記憶があります。

その女性はワインをいろいろ注文しながら、食事を楽しんでいたようですが、スマホを見ず、本を読まず、「食べること」「飲むこと」「その場を楽しむこと」それをハタから見て一人で楽しそうにやってのける、それはまさに私のイメージする「大人の女」そのもので、私もそんな風になりたいと思ったものです。

ところが・・・

私の場合、とにかく間がもたない。仕方がないので、見る必要もないラインをチェックしたり、noteをスミからスミまで読んでみたり(それは有意義な時間でしたが)、スマホにいかに自分が依存しているかがよくわかりました。

大盤振る舞いランチ

そして、やってきた私の大盤振る舞いお昼ご飯。

メインは鶏つくねを選びました

写真の撮り方の心得なんてまったくない私でも、インスタ映えする写真が撮れましたよ。ビューティフル。お茶の入った青いお茶瓶、ドッシリとした重みがあってまたステキ。

お味も見栄えに負けていません。お料理はいずれも優しい味付けですが、醤油麹やお味噌、ドレッシングなど印象の強い味にときどき遭遇するので飽きません。そして、思ったよりボリュームもあります。

私はお肉料理ということで鶏のつくねをメインに選んだのですが、つくねの大きいこと。また、ご飯もお茶碗にたっぷり。注文のときにご飯少なめをお願いしておけばよかったと後悔したほどです。

が、気が付いたら完食。自分でもたいそう驚きました。

発酵中の食材がいっぱい

お腹はパンパンで大満足。今日は夕食は抜きで行こう!と思ったのですが、発酵食は消化が良いからか、まったく胃もたれもせず、夕方になるとすでにお腹がグーグー鳴る始末。

渋谷から歩いたため、今日の歩数は合計で一万歩を超えたし、身体に良さそうな春の一日、今日も快眠できそうです。

でも、妙に担々麺と餃子が食べたくなっているのはなぜでしょう。






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