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だいだい色の幸せ

大人の社会見学:金笛しょうゆパーク

年末のこと。前から気になっていた埼玉の「金笛しょうゆパーク」で大人の社会見学。ここは、笛木醤油さんという醤油蔵が主催する工場見学としょうゆ蔵レストランが楽しめる場所。

職人さんが紹介してくれる30分の工場見学では、初めて見る醤油の木桶の大きさにびっくり。

実際に施設を見ながら、お醤油づくりの工程の説明を聞くことができて、興味深く楽しい体験でした。

醤油粕の良い利用法が考えられたら

でも、その中で、特に印象に残ったのは、日本酒なら酒を絞ったあとの酒粕は料理の材料や甘酒など使い道があるものの、醤油粕は使い道がなく、産業廃棄物として処理せざるを得ないという問題。これまでまったく知らなかったことなので、とても勉強になりました。

詳しくは「職人醤油」さんのサイトに説明があります。

案内して下さった方が、「醤油粕をどうすればよいか、みんな悩んでいるのだけれど、なかなか良い使い道が見つからない。考案できたら、蔵がたちますよ」とおっしゃっていた言葉が記憶に残っています。それぐらいお醤油屋さんにとっては頭の痛い問題なのでしょうね。

醤油蔵見学のあとは、工場のお隣のレストランと店舗でひと息つきながらお買い物。私のお気に入りは「ぽん酢しょうゆ ゆず」⬇️ 酸味はもちろんしっかりありますがまろやかで、湯豆腐やしゃぶしゃぶと相性ばっちりです。

しかし、購入した日からすでに一カ月あまり。小さいビンで買ったので、ヘビーユースのせいですでにからっぽ。リピート買いをしようかと思っていた私に「ちょっと待った!」をかけるインスタの投稿が。

絶品!手作りぽん酢

それがこちら⬇️⬇️⬇️

私の大好きなお店から、「だいだい色いっぱい」の投稿がありました。このお店では、魚やお肉のお料理とともに手作りのぽん酢を添えて出して下さるのですが、これがもう絶品。酸味と甘みとお醤油のコク、出汁の味がよい加減に混じりあい、奥行きのある複雑な味で、それがまたお料理をさらにいっそう際立たせます。

投稿の文章を読むと、複雑な味になるのも頷けます⬇️

★自家製のポン酢作り🍊
オープンから継ぎ足しで作っているポン酢❗️
今回は今までとは違います❕
完熟した酢橘、シークワサー、へべす、ヒメレモン、勿論柚子もたっぷりと😆
血合が無いマグロ節、かつお節、飛魚、羅臼昆布。5種類のお醤油、3年熟成本味醂、有機米酢、黒酢とバルサミコ酢。甘さはサトウキビで仕上げました‼︎
より美味しくなったポン酢🎵

あ~、食べたい! お料理ももちろんだけれど、ぽん酢が気になる。あれ以上美味しくなったとは。

と言うことで、食べに行きたいところですが、この投稿に触発され、私では足元にも及ばないけれど、自家製ぽん酢を作ってみようという気持ちになりました。

でも、金笛さんのぽん酢は、リスクヘッジで買っておこうかな。

日本の柑橘類 in English

最後に、ぽん酢の材料の柑橘類つながりでご紹介。日本の柑橘類を英語で紹介したサイトです。

Out of many varieties, we introduce you to a few must-try kankitsu Japanese citruses. (日本の柑橘類には)たくさんの種類がありますが、そのなかでぜひお試しいただきたい柑橘類をご紹介します。

記事を読んでいると、日本っていろいろな柑橘類があるんだなと改めて思いました。記事の最初に登場していた「直七すだち」は、私も知りませんでした。こちらのサイトを読んで初めて知った次第。高知県の特産品らしいですが、東京でも手に入るのかな。

アメリカで「デコポン」はこう呼ばれている

そして、デコポン。英語でデコポンをこう呼ぶんだ~と、いつも笑ってしまいます。なんたって「Sumo Citrus(スモウ・シトラス)」ですから。

でこぽん

Sumo Citrus                            As you can imagine from the name itself, sumo citrus is one of the more giant kankitsu oranges. Known as dekopon in Japan, the ones that meet size and flavor standards are marketed as sumo citrus in America. Slightly smaller than grapefruit, it has a “bump” on the top, looking like an orange having a big “deko” (forehead). Bright orange color inside and out, it has an extremely juicy and sweet flavor.

アメリカでは、「スモウ・シトラス」としてPRされているそう。でも、「デコ」は「おでこ」と関係あるのかな~。

アメリカで話題になった経緯はこちら⬇️

「頭の出っ張りが力士のまげのように見えることから、スモウ・シトラスの名が付いた。」

デコポン、そんな風に見えるのかな。確かにアメリカ人には「スモウ・シトラス」の方がインパクトありそうですけどね。

デコポン、そろそろ旬ですね。デコポンを使ったぽん酢も甘めで良いかもしれないと思いつつ、デコポン大好きな私だと、ぽん酢を作る前に食べてしまいそう。

暗くてうすら寒い日も、だいだい色で幸せいっぱい、元気いっぱいになれそうです。

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