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悩みの根本は家族との関係の可能性が高い(無料記事)

今の自分を作る大きな要因に家族がいます。小さい頃の影響というのは結構大きくて、大人になっても無意識のうちに影響を受けています。
例えば私は食事に興味がないのですが、その大きな原因は母親が料理が嫌いで、「私は家政婦じゃない」「料理なんてしなくていいならしたくない」と小さい頃から聞かされ続けました。いつしか何かを食べたいということは良くないと思い込むようになり、高級店のアイスを食べても100円のアイスを食べても同じ味がするのです。
そんな母親からは本物に触れる大切さを学びました。小さい頃から色々なアーティストのライブに連れて行ってもらい、映像やCDと目の前で歌っているのは全然違うということを知り、今でも可能な限り本物に触れることを意識しています。

そのように人間は親からの影響を多大に受けているのです。だからこそ、家族と向き合うというのは自分を成長させる上でとても大切なことだと考えています。
縁が薄い友人なら言いたいことを言っても、そこから二度と会わなければいいだけなので少し気が楽かもしれません。
ただ家族になると二度と会わないというわけにもいかないので、本音で話すことが難しくなっていきます。こんなことを言ったら傷つけてしまうのではないか?と考えるだけで自分の本音を隠すしかなくなってしまうのです。

私は人から認められたいという願望が強くありました。それは手のかかる兄ばかりに両親の関心はあって、良い子だった私は何もしなくても大丈夫と思われていたのが原因です。
両親を喜ばせることをしても、一瞬褒めてもらうだけで、他の時間は兄のこと。だからますます頑張らないといけなくて、凄く辛かった記憶があります。
そんなことを忘れて大人になり、自分がなぜ限界を超えて無理してしまうのかを考えたことがありました。その時に両親に認めてもらえなかったのが寂しかったからだと気づいたのです。
それに気づいただけで少し気が楽になったのですが、両親に泣きながらそのことを伝えた時、過去の自分を癒すことができて、人から認められたいという願望は薄れていきました。
自分を大切にできるようになったのです。

だから私は悩みの相談を受ける時に、自分が幼少期に何を考え、どうやって行動してたのかを思い出すことを勧めています。
そして可能であればそれを両親と話ができたら、悩みの根本部分が解決して前進できるよと。

正直この方法は誰にでもできるわけではないのかもしれません。ただ個人的にはこれが人生の中で一番大きな効果があったことなので共有してみました。
一番大切な人に本音を話せたら、その後の人生は大きく変わっていくでしょう。

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