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仕事を上手に進めるには結局人間関係が大事(無料記事)

仕事を長くしていけばいくほど、今までの経験から答えを導き出すことになります。
それが良いこともあれば悪いこともあります。
私がお仕事をした会社は数十年と続く会社で、会社の規模もとても大きく名だたるところとお仕事をしていました。
ひょんなきっかけからお仕事をさせていただくことになったのですが、話が先行してしまい金銭のお話をせずに最後まで進んでしまいました。
私との仕事は他の会社とは違う形で実験的にやったため、今までの事例に当てはめると変なことになってしまうのですが、先方からは

「今までのお仕事の事例に当てはめて、この金額でお願いします」

と言われてしまいました。
最初に確認しなかったこちらも悪いですし、話し合いの場で特にメモを残さずに金銭の話をして宿題として持ち帰ってもらったまま放置してしまったのも問題でした。
ただ、明らかにそれだと変だというのは誰から見ても明らかだったので、それでは受けられないと回答しました。

日本の裁判でも今までになかった判決を下すのは難しいというような内容の話を聞いたことがあります。
それと同じで、新たなケースを作ってしまうと複雑になってしまうので、今までのケースに嵌めることをしたがるのですが、それを無理やりしてしまうと企業としては衰退していってしまうのだなというのを目の当たりにしました。

経験から答えを導き出すのはいいのですが、それは無思考に当てはめていくことではありません。
Aという道、Bという道、Cという道を歩んだことあるけど、今回はAとBの道の間ぐらいだと思うのであれば、ABという道を作ることで新たな道を開拓できます。
それを無理やりAに押し込めたりBに押し込めたりすると歪みが生まれて、どこかで行き詰まってしまいます。

ただ私は喧嘩がしたいわけではありません。
今後もその企業とは良い付き合いをしていきたいですし、担当者の方が上司と私の板挟みになっていることも分かっています。
なので個別で担当者の方に連絡を入れて、板挟みにしてしまったことをお詫びしつつ、今後もお付き合いをしたいので互いの妥協点を見つけていきましょうとお願いをしました。

結局最後は人と人との関係です。
いくら正論を言っても、人間関係が構築できていなければ通る話も通らなくなります。
人間関係をしっかりと構築しつつ、互いに歩み寄れる部分を歩み寄っていくことをしていくことを学んだ経験でした。

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