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アンバランスな能力を持つ人が求められる世の中
私が憧れたキャラクターは万能でした。NARUTOのカカシ先生やサスケ、FF7のセフィロスなど闇の側面を持ってる部分もありますが、強くて頭良くて完璧という存在に憧れた学生時代。社会人になってみて仕事に当てはめた時、なんでもできる万能人間という人で突出して成果を出している人を見たことがありません。
私の交友関係の狭さというのもあるのかもしれませんが、どれも平均的にできる人は結果も平均的な人が多く、突出して結果を出す人は突出した能力がある反面できないことは何もできないというアンバランスな能力の持ち主でした。
独創的なアイデアや形にする能力に長けているが、相手のことを考えられず時間を一切守れない人
クリエイティブなことがすごいけど、数字は苦手で計算ができない人
数字を追いかけることはピカイチだけど、クリエイティブなことができない人
どの人もすごい結果を出して、会社を順調に経営していますが、万能な人間ではありません。日本ではどの勉強もある程度できる必要があり、1教科で100点を取っても、他の教科で0点を取ったら、0点を取った方を改善するように言われます。それもある程度は必要だと思いますが、可能であれば得意なことを伸ばしてあげられる環境を作ってあげた方が突出した結果を出す人材が増えるのだろうなと思いつつ、自分はそこに当てはまっていないと思い知らされる毎日です。
だから、色々なことで平均点を目指すのをやめました。不得意なことは誰かに任せて、得意なことでとことん貢献した方が幸せになる人を増やすことができる。そう結論づけて日々行動しています。
それは時間が有限で、私たちが社会に貢献できる時間が決まっているから、取捨選択が必要になるのです。その選択を早くできればできるほど、あなただけができる仕事が増えます。
なぜ得意な能力を伸ばすことが必要なのか。それは自分自身が社会に必要とされる人になるためです。