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ノクチルが見せてくれた音楽の夜明け

皆さん見ましたか?アイドルマスターシャイニーカラーズ音楽配信イベント「MUSIC DAWN」

すごく良かったですね。甘奈風に言うとめ~っちゃ良かった☆。期待以上の物を目の当たりにしました。なのでそれの感想記事です。結構長めになりますがオタクはオタクの生の感情を綴った文章好きだと思うのでそういうの好きな人は暇潰しにでもどうぞ。

今回無観客ライブということで現地に赴いてキャストの皆さんに熱を直接届けてもらうという形にはなりませんでしたが、オンラインだからこその楽しみ方もできました。

僕自身Discordでシャニマスをプレイしている友人達とそれぞれ配信を見ながら通話して盛り上がっていました。「今の凄くない!?」みたいなのを公演中に会話してリアルタイムに共有できるのはオンラインならではかなーって。現地だと公演中に喋るのはNGなのと、そもそも周りの音に掻き消されて会話が成立しなそうなので。自室にてサイリウム振りながら飲酒するという現地だと絶対隣に来てほしくないタイプの厄介ムーブでしたが今回は誰にも迷惑かからないということでそういう点はフリーダム。勿論ずっと喋りっぱなしではなくパフォーマンスにも集中して見ていました。

まぁそんな感じでわいわい楽しんでいたMUSIC DAWNですが楽しみにしていたノクチルにフォーカスした感想記事になります。このnote、完全に書いている僕の趣味でノクチル(というかほぼ浅倉透)に言及した記事が多いので今回もそういう感じだと思ってください。言うまでもなく他のユニットも素晴らしかったです、セトリがっつり2Daysで変えてくると思わなかったし特にDay2でのよりみちサンセットからヒカリのdestinationとかいう10割コン。死んじゃう。

Day1

リリイベも配信イベントになったことと、そこでも楽曲披露が無かったノクチルとしては本当に最初の舞台。彼女たちが迎える最初のステージが無観客ライブというのも天塵での海岸ライブを連想させて、皮肉だなという気持ちと運命的だなという気持ちが半々でした。

楽曲については予想する必要もなく発売済シングルから2曲。ということでCDの聴き込みは完了してあるので予習もいらず、ノクチルの出番が来るまでは他ユニット達のパフォーマンスに興奮しながらライブを見ていました。余談ですが、一緒に見ていた友人達と次に歌うユニットは誰だダービーしてたんですが、ノクチルはまぁトリだろうという見解は一致しました。ストレイライトトップバッターが意外すぎた。

イルミネの楽曲披露が終わり、真乃役の関根瞳さんによる年齢にしては肝が据わりまくっている堅実なMCに「Me1200くらいある……」と感嘆しながらMCを務める天井社長役の津田健次郎さんと高山Pによる「次のユニットは、こちらです」の言葉で暗転するステージ。この時点でノクチル以外のユニットは出番を終えていたのでまぁ間違い無く次はノクチルだろうという確信はありましたが、それでもステージに出てくるまでの間はドキドキしていましたね。現地だろうが配信だろうが、この瞬間の観客である我々のワクワクとした高揚感はライブの醍醐味だなぁと改めて実感しました。今年は参加予定だった色々なイベントが潰れたこともあり、久しぶりに体を巡るこの感覚に心地良さを感じていると、ステージに流れる「いつだって僕らは」の前奏。

海底を彷彿させる青い照明がステージを照らすと、そこには1周目ノクチルのライブ衣装に身を包んだキャストの4人が立っていました。思わず「えっノクチルじゃん……」と見たまんまの感想が口から溢れました。

特に目を引いたのがこの1人だけ腰布が長いことが特徴である浅倉の衣装。

こちらの和久井さんが上げている写真見てわかる通りしっかりと再現されているんですよね。また樋口役の土屋さんの衣装にもしっかりフードが付いており、他ユニット同じ様にゲーム内でイラストとして描かれている衣装の再現度が凄いなぁと感動していたら通話していた友人(樋口が好き)が「樋口の衣装フードあったんだ!」と言い出して「お前は今まで樋口の何を見ていたんだよ」と総ツッコミを受けていました。

そしてノクチルのキャスト4人によるステージパフォーマンスを見ていたんですけどマジで皆さん歌が上手い。あと筆者が浅倉透を好きだからという贔屓目抜きにしても「和久井優さんの仕上がり半端なくない!?」ってなっていました。正直初手のストレイライトのDaVoVi全てが高水準なパフォーマンスや、2組目のアンティーカの安定した歌唱力をここにくるまで見ていましたが、それらと遜色ないレベルで素晴らしかった。特に雛菜役の岡咲さん、雛菜のあの「あは~♡」で「やは~♡」な感じで歌ってるのをCD聴いたときからすげぇってなってたんですが、踊りながらそれやられると脳がバグりますね。それはもう雛菜じゃん……って。小糸役の田島さんに関しては歌えてたらキャラ声で歌うのうめぇ……だし緊張している感じだったら小糸だ……ってなるどう転んでも強い無敵モードでしたね。

そして間奏部分でセンターステージへ駆けるキャスト4人。ここはもうそのまんま1周目ノクチルの思い出アピール演出でしたね。先頭を走る浅倉(和久井さん)、続いて樋口、雛菜ときて最後は前3人を追う形で小糸。走っていった先のセンターステージの床には海面を彷彿させる青いライトで照らされていることや、バックモニターに流れる水の映像を見て海に飛び込む演出をこんな風にステージで表現するんだなぁと。

歌詞の「一つ一つ 重ねていこう」の部分では観客席に背を向け互いを向き合うフォーメーションになるのは凄い良かったですね。観客じゃなくてお互いを向き合う姿があまりにも自分が思い描いていたノクチルそのものだったので。

この時点でセンターステージの床には海の映像が映されており、海のすぐ近くの誰も観客がいないステージで曲を歌い上げるその姿はまさしく天塵で見たノクチルがそこにいるかのような錯覚を覚えました。ただまぁこの時点で大分酒飲んでいたんで幻覚見たのかもしれません。アーカイブ見たらちゃんと上に書いたような感じだったので現実だったようです、よかった。

2曲目の「あの花のように」、上に書いた1曲目の感想で皆歌上手いって書きましたが正直歌としてはこっちの曲の方が難しいと思うのでそういう意味だと一層キャストの皆さんの歌唱力が際立っていた気がします。これさっきも書いたし多分この後にも書くと思うんですけど和久井優さんの仕上がりがマジで凄い、観客全員にVo4倍アピールは伊達じゃなかった。しかもリンクアピールで追撃される。Day1終わった後ネットで感想とかちまちま漁ってたんですけど「あの花のように、浅倉ソロで曲の出来大分左右される」って書き込みを見つけて深く頷きましたね。曲の締まりっぷりがそこで決まる。というか浅倉透というキャラクターがまず演じるの凄い大変そうなのにいざキャラクターとして歌うとこれだからギャップが凄いですよね。

ノクチルのCD出た時にこんな記事書いたんですけど、生のパフォーマンスでCD音源よりキャラ感が磨きかかっていて本当ただただ「すげぇ……」しか言えませんでしたね。最高だった。キャストの皆さんのMCだと樋口役の土屋さんがキャラから一番乖離していて印象が強い、樋口も「楽しかったァ~!!」とかいつか言って欲しいですね、実際言ったら僕は台本のミス疑いますが。

Day2

「ずっと、ずっと一緒にいられる。ステージに出なくたって……。浅倉、小糸、雛菜。任せた。」

「任された。」

からの「いつだって僕らは」のイントロ、ズルすぎる……。あざとすぎるぞ樋口円香……。ノクチル……。

そんな感じで樋口を演じる土屋さん不在で始まったDay2のノクチルパート。これ書いてる数時間前なんですけど、通話しながら「えっ樋口死んだの!?」ってマジでめちゃめちゃざわついてました。Twitterとか見ても樋口死亡疑惑が凄いことになってた。

そして歌が始まって樋口パート、メンバー全員で回していくのかと思ったらそのままCD音源流すなどして相変わらずロックな感じを見せるノクチル。そのせいで「樋口の声が聴こえる……」「幻聴」「樋口はここにいる」「ファフナーじゃん」「観客席のサイリウムがゴルディアス結晶に見えてきた」「冬優子と自爆したけど樋口だけ死んだ」とかオタク数人による適当な会話がめちゃめちゃ通話内で繰り広げられていました。ここらへんは茶化すというか多分皆頭の中整理できてなかったんだと思います。リアルタイムだとマジで「えっ何何!?」って感情が強かったのでここらへんのライブ感凄まじい。

ひなこいパートそのままで樋口不在部分は全部和久井さんが歌うとかだったらアツいですね。
「樋口の分も歌うから、見ててよ」
とか浅倉が言ったらめっちゃ格好良くないですか。見てぇ。

って上に貼ったCD発売時の記事で書いたんですけど、そんな僕の予想を余裕で上回ってくれますねアイドルマスターシャイニーカラーズ。まさか「任された」とか言って誰も歌わないとは……。

曲自体はノクチルはDay1と全く同じセットリストだったんですが、土屋さん不在を埋めるのではなく敢えていないことをハッキリとさせるパフォーマンスだったので同じ曲でも別の一面があって凄く良かったです。「いつだって僕らは」の方ではアニメで樋口が死んだ次の回くらいの雰囲気でDay1よりも力強く歌い上げているように感じましたね。「あの花のように」でのドローンが樋口目線とか言っている人がライブの感想見ると結構いるんですけど、それだとやっぱ樋口死亡説が濃厚になってしまう。

そんなわけでざっくりとですがMUSIC DAWN2日を通してのノクチル感想でした。本当はユニットシャッフルとそのメンバー同士の人間性考察とかシャイノグラフィやっぱり最高だわ……みたいな記事書こうと思ったんですがDay2の樋口不在による演出があまりにも衝撃的だったのでノクチルにフォーカスした感想を書かせて頂きました。

冒頭にも書きましたが本当に良いイベントでした。ソロ曲アルバムの発売も本日告知され、これから2月までは毎月アイドルマスターシャイニーカラーズの新規楽曲が楽しめることが確定したのでそれを糧に生きていきましょうか。これから数日の間noteに投稿される他の方の感想記事を楽しみに今週は毎日アーカイブ眺めながら過ごそうと思います。それでは。

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