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友人が死んだ

もう2週間前になるのか、友人が突然亡くなった。

同じ学校ではなかったけど、地元の中心人物のような立場だった彼。
誰にでも分け隔たりなく接して、自由で、自分のペースを乱さないような人だった。

そんな彼の人柄に惹かれた人は多く、友人がとても多い人だった。

そんな彼が亡くなった。

その時、彼は地元を離れて仕事をしていて、仕事が終わり、朝まで仕事仲間と飲み、寮に帰って寝て、そのまま二度と目を覚ますことはなかった。

「自由に生き皆から愛され沢山の人に憧れられ、最期は大好きな海の近くでお酒を飲んで気持ちよく眠りについた彼らしい最期だったようです。」

こんなことがSNSに書いてあったけど、本当にそうだったのかなと私は思ってしまった。

アル中の母親を見てきて、お酒に走らずに生きることもできると私は思うから。

彼は自由に生きているつもりだったけど、周りが求めている「自由な彼」を演じていたのではないかなと思わずにいられなかった。

「自由に生きる」

最近、周りを見ていて、私も含めて、「自由に生きている」ようでそうではないのかも・・・と思うことがあります。

結局、周りが求めている「その人」を無意識で演じているのでは・・・と。

何がともあれ、友人が亡くなって悲しいです。寂しいです。もっと話せばよかった。色々思います。

今は彼が安らかになってくれていることを願うばかりです。

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