便利な世界

こんにちは、こんばんは。

今日も思ったことを少し。

こうやって色んな想いを綴ることができるプラットフォームが増えたことは嬉しいことだし、会ったこともない顔も知らない人と意見交換をしたり、想いを共有したりできるということはすごいことなんだなと改めて思います。

日常生活でも、家にいても買い物ができて、仕事ができて、ゲームができて、テレビや映画が観れて、音楽が聞けて、友達と話すことができる。
スマホやPCさえあれば、これほどのことができる、とても画期的な世界だと思います。

しかし、私はこの便利な世界のことが、怖くなることがあります。
インターネットの普及、ITの発達、そしてコロナの影響も相まって、人と会わなくても生活できるようになってしまったことに恐怖を感じます。

私は、人と話すことが得意ではなく、ひどい人見知りなので、なるべく人と関わらないで済むように、と生きてきたはずなのですが、いざ人と全く関わらなくていいとなると、それはそれでとても不安です。

便利なことは良いことで、仕事だって家事だって買い物だって、短時間で簡単に済むなら、そのほうが良いと思います。

でも、私は、人間にとって大切なことは、「便利なこと」ではないと思います。
仕事や家事を素早く済ませ、余った時間を有意義に使う。そのために「便利なこと」が必要であるということを忘れてはいけないと思います。


以前もnoteに書いたのですが、私は舞台作品を作りたいと思っています。
その理由のひとつがこれです。

私は、舞台や演劇、音楽のライブ等が大好きです。
それは、直接、その空間でしか伝わらないもの、感じ取れないものがあるからです。

テレビ、映画、ラジオ、YouTube、色々なものがたくさんあります。
音楽もストリーミングで簡単に聴けます。

でも直接伝えるということがなくなってはいけないと思います。
実際にその場所に行く手間、予定を合わせること、チケット代、様々なハードルがあるかもしれないけれど、それ以上の価値があると信じています。


それは日常生活でも変わりません。
電話、メール、SNS等繋がる手段はたくさんあります。
でも、大切な人に大切なことを伝えるためには、直接が1番伝わると思います。

告白は直接じゃないと嫌とかそういう訳じゃないし、スマホがダメとかではないです。
普段はもちろんたくさん利用するのですが、手間がかかっても「直接」という手段をゼロにしてはダメだよね、というのが私の意見です。

家族、友人、恋人はもちろん、人との関わりを大切にしていきたいです。
どんなに便利な世界になっても、家の中だけで生きていけるようになっても、たとえ人間関係で上手くいかないことがあっても、人と直接会うこと、顔を見て話をすること、視覚や聴覚だけでなく嗅覚や触覚でも相手を感じること、そういうことが人間として生きていくのには必要だと私は思います。

これからも自分が大切にしたいと思うことは、忘れないでいたいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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