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憧れの存在のお姉ちゃん2

先日の記事で書いたように私には尊敬していて憧れている姉がいる。人に自分から弱音や陰口を吐かない強くて優しい姉だ。もう少し姉について詳しく書く。

姉は何においてもポテンシャルが高く、もし姉にとって難題があっても努力で克服し普通以上のレベルに自分で持っていく。本当にできるすごい姉なのである。

そんな姉が3年前大学院2年生の時、大手企業から内定をもらってきた。誰もが知る名の知れた企業だったため、当時親族は皆姉を褒め称えた。給料や福利厚生などは好条件以上であり、文句のない就職ができたと思っていた。

しかし、大企業ということもあり、求められるものも大きかった。初めの方は笑って「難しい〜。」「わからないーー。」など軽く否定的なことを言っていた。私もお姉ちゃんなら最初は理解できなかったり乗り越えられなさそうなことだとしてもきっとやっていくうちに習得していつの間にかこなしているだろうと思っていた。

しかし、先日珍しく姉から母に電話があったらしい。そしてそこで姉は泣いたそうだ。「辛い。辞めたい。」と声を震わせながら言ったそうだ。

その話を今朝母から聞いた。

その時再び私は本当に情けない。結局姉から学びきれていないなと痛感した。

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