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麗かな光の詩

今よりちょっとだけ、ちょっとだけ優しくなろう。
彼にも、彼女にも。
そして、私自身にも。
海も山も、空も森も、全てが、きっと今より少しだけ鮮やかになって、
目には見えない、薄明るい穏やかな優しさが、天から降り注ぐことだろう。

シャボン玉が割れない世界に
私は立っていたい。
優しさが優しさとして存在する世界に
私は立っていたいのだ。

厚く暗い雲の切れ間から光が差し込むその光景に、
私は希望を見出した。

それがいつか消えてしまうものだとしても、
永遠にあるものと信じ続けていたい。

人は強いよ。

無防備なその発言は波に揉まれて、
いつか言えなくなる日が来るかもしれないけれど、
私は信じ続けていたいな。

その光によって新しい芽が出ることを、
私は祈っている。

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