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冬の想い

白い雪が降っても何も感じないのは
あなたがいないからとか、
そんな薄っぺらい理由はやめにしよう。

何もない平凡な日常にこそ、白い息に命が宿るのであって
誰もが羨むその世界に、君がもういないからなんて
そんな空想はやめにしよう。

あるのはただの平凡な日常。いつもと変わらない日常。
こんなに自分が弱かったのかなんて
そんなことを思う前に自分が強くなれ。

受け容れること。
コップから溢れていく水を
私は見逃すことなんてきっとできない。

だからなんだ。
雪は降り積もるもので、
細かな塵はどこかに吹き去って消えていくもの。

私は今日も、朝のコーヒーを飲んでいます。
何も入れていない、いつものコーヒーを。

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