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選択肢を作れば、恋人の満足度が上がる

現代人が結婚できない理由は、心理的には出会いの機会が増したためと言われています。人間は多すぎる選択肢から選ぶことができないのです。それとパートナーの選択肢が増えれば増えるほど相手を選り好みしやすくなることが分かっています。そのため、男性の選択肢がもし多い都会の女性は、どこの国でも、結婚しづらいのです。一人の男性にと決めるというのは、すなわち、他の選択肢を捨てるということになります。「他の選択肢を捨てる」というのが、人間にとって耐え難い作業なのです。目の前の人と結婚したら、これから会う素敵な男性と結婚する可能性がゼロになる。悩んだあげく、沢山の人が、結婚をやめて将来への可能性を残しておこうと考えます。それを繰り返していると、結婚できるチャンスが次第に狭まるのです。この人間の「選択肢が増えるほど一つに決められない」という習性は、お見合いサイトで行われた数々の調査結果にも如実に表われています。膨大な異性のプロフィールが登録されるデータベースを検索して、その中の一人に興味を抱く確率は、どの結果を見ても、1%以下です。ところが10〜20にんぐらいの規模の合コンやパーティーでは、20〜30%の人がその中から誰かを選び、もう一度会おうとします。つまり、人数の少ない現実のパーティーの方が選択肢が少ないので誰かに決めやすいのです。
次に選択肢をうまく使うといい人間関係を築けるやり方をご紹介します。彼女「何食べる?」と聞くと、「俺焼肉がいいな〜」と言うと、「ええ〜焼肉?」と嫌な顔をされる。「何でもいいって言ったじゃん!」と突っ込みたくなるような経験を持つ男性は、少なくないでしょう。この「何でもいい」は「何を選べばいいのか分からないから良い提案をしてほしい」という彼女の密かなメッセージと解釈するべきです。もし「何でもいい」と言われたら、「じゃあ寿司か中華かイタリアンのどれがいい?」と選択肢を出してあげましょう。具体的な選択肢があると選びやすくなります。ここは絶対に女性に選ばせておくのが肝心です。「じゃあイタリアンにしようか」と男性が決めると、後で機嫌が悪くなったときに、「やっぱイタリアンの気分じゃない!」と文句を言われる口実を与えてしまいます。自分から選ばせておけば文句もありませんし、お互いにいい気分でお店を選べると思います。

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