入園前のお子さまは、今、こういう姿を見せる

この4月から入園される子どもたちが今どんな姿を見せてくるのか、といういことをお伝えしようと思います。

入園後は今までのお母さまとの「のんびり生活」が一変します。

まず朝。規則正しい時間に準備が整っていなくてはなりません。お母さまの身支度もあるので今までの何倍も忙しい朝になることでしょう。新しい場所、新しい人、何もかも初めてのことばかり。

しかも、コロナ禍ですから気をつけないといけないことが多く心労も重なることでしょう。母子ともに。

今、子どもたちは敏感に「もうじき何かが大きく変わるぞ」と察知しています。ですからお母さまに甘えたり、ぐずったり、理不尽な要求をしてくるはずです。

何でも「して」「して」と言ってきてお母さまの手をあえて煩わせようとしているかのようです。

それは不安で不安でいっぱいの姿なのです。「不安だよ」と言っているのです。

お母さまも、初めてのお子さまであればなおさら不安です。

ちゃんと離れてくれるのか。どんなお友達なのだろうか。どんなお母さんたちなのだろうか(←これ重要)　わが子はうまく輪に溶け込めるのか…。

でも、大丈夫。

お母さまはどうぞ、どっしり構えて「きっとうまくいく」と信じましょう。お母さままで不安にうろたえていてはいけません。

「大丈夫。きっとうまくいく」です。

そして、ここが重要なのですが…

「うまくいかなかった」としても、別にそれでいいのです。仕切り直しをすればいいだけのことですから。