なんで、このワードを言っちゃうのかな？？？

うちの教室では、お絵かきや塗り絵などの紙モノ宿題を提出するたびに、はんこ（スタンプ）がもらえます。そのはんこが数個たまったら、ご褒美にイワコーさんのオモシロ消しゴムをもらえる仕組みになっています。お稽古やお教室ではよくあるシステムではないかと思います。イワコーさんの消しゴムは歯医者さんでももらえますよね。

楽しみに♪楽しみに♪して、やっともらえる消しゴムなんです。

「どれにしようかな～～～～？？わくわく。」「どれもかわいいな」「どれも欲しいな」と、嬉しそうに選んだたった一つの宝物に等しい消しゴム！

子どもたちは嬉しくて、それをお母さんに誇らしげに見せます。

すると・・・

「またそれ？　前も同じものもらったやん。違うのにしたら？」

と心無い一言が！

あららら・・・・その一言、余計ですね。

なんで言っちゃうんだろうな・・・・・。

自分が言われたらどう思うかって考えてみませんか？　子どもたちが選んだ消しゴムを講師がお子さまに渡すとき、講師は何と言って渡しているでしょう？

聞き覚えありませんか？

「前も同じの選んだやん。違うのにしたら？」とは絶対言いませんよ。

子どもたちが選んだものをけなしたり、くさしたりするということは、子ども自身をけなしたり、くさしたりしているということ。

子育てをされているお母さまは、お子さまに対してもっと思慮深く発言してほしいな、と思います。

私は、子どもさんに消しゴムを渡す時、

「上手に選んだね」「いいのを選んだね」「一つを選べてえらかったね」

と言います。