真剣に子育てをしよう
今日はT君(5歳)のママのお話です。T君には0歳の弟さんがいます。パパはお仕事の関係で留守がちです。なので、ママがほとんど一人で子育てを担っていらっしゃいます。お買い物も、ごはんも、お風呂も、寝かしつけも何から何まで。
男の子二人の子育て、と聞くと、本来は、「わ~、大変」と思うところですが・・・T君は生後7か月に満たないうちに入室されました。新米ママは、慣れない育児をする中でいろいろと葛藤がありました。時には、私と涙ながらに話し合ったり、励ましたりすることもありました。それが今ではすっかり、男の子二人のママとしての安定と貫録。
上の子に十分手をかけて言葉をかけて子どもさんの心に寄り添いながら丁寧な育児をされてきたことが、今の、穏やかな子育てにつながっています。また、一人目さんの子育てを、真剣に思慮深く進めてこられたことが二人目さんの子育てに十分生かされています。
「男の子二人で、しかもまだ下の子は0歳ですが、どこへ出しても恥ずかしくない子に育ってくれているので、どこへでも連れていけます。周囲に気兼ねしたり、大声で怒鳴りつけるような場面がないのでありがたいです。たまに、子連れ、というの忘れてしまうこともあるくらいです。」と笑顔で穏やかにおっしゃってました。
私が長年ずっと若いママさんたちに伝え続けている「心を育てる」七田式育児は『認めてほめて愛して育てる』、この15文字に真剣に向き合う子育てです。子育て、というより、子育てを通じた自分育て、です。
この15文字に本気で真正面から覚悟をもって生きているお母さんは、世の中に一体どれくらいいらっしゃるのな?と、スーパーなどで子連れの方を見かけるたびに思います。
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