スティグマにしがみつかなければならない普通なんて普通じゃない

障害者でなければ、存在を認めないという事と、そうやって当事者らに対して、自らが障害者でなければ、自分達の存在が危ぶまれると、そう在らなければならないと思いこませて圧力をかける事が、卑怯かつ残忍でなければなんなのだろうか

そのようなスティグマは未来に向けて解消されなければならないのだか、現実は障害じゃないなら、お前はただの趣味女装だと言われる世の中であるから、自分のそれが趣味ではないのに、障害でなければ自分は当然に趣味以外の何者でもないと否定されるのだから、自分の立場や扱いは障害者のままでいいと思ってしまう気持ちもわかる

私だって怖いし、 障害でなくなると知った時は不安と恐怖で押し潰されそうになった

しかしながら、障害者でなければ、自分は存在できなくなると、当事者が思わされる現状が、まず普通ではないのだ

普通に生きられるあなた方と同じ立場で生きられていない現状が、トランスジェンダー当事者にはあるという事だ

そういった周囲から否定的な意味づけをされ、不当な扱いことをうけることが無くならないと、本来はいけないはずなのだ