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【社員紹介 Vol.3】伊藤 紘一 Ι 元 世界最大のスイスプライベートバンク、国内最大手証券会社 資産コンサルティング従事

<Profile>
ウェルス部門ディレクター 伊藤 紘一
新卒で野村證券株式会社に入社。富裕層、主に企業経営者に対する資産コンサルティング提案に従事したのち、スイスプライベートバンクのUBS銀行にてプライベートバンカーとして上場企業オーナー、未上場大手企業オーナー、開業医に対して資産保全、管理、運用について包括的な提案を提供。
前職の株式会社青山財産ネットワークスでは株式会社日本M&Aセンターに出向、譲渡後オーナー経営者向け財産コンサルティングに従事。
数多くの譲渡後オーナー経営者とお会いし、譲渡後のお悩みごとや、資産管理についての課題解決を支援。
慶應義塾大学法学部政治学科卒。
Certified Wealth Management Advisor (CWMA、スイス政府公認資格)

こんにちは。オーナーズです。
当社は、事業オーナーの想いに寄り添い、その実現を支援するプロフェッショナル集団です。ひいては日本の価値向上に貢献することを、当社の大きなミッションとして掲げています。

本企画では、大企業からオーナーズに転じた弊社参画メンバーについて、順次ご紹介させていただきます。

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少しでも興味を持ってくださるようでしたら、当社ウェブサイトからお問い合わせください。
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これまでの経歴

――伊藤さんのことを教えて下さい!

伊藤:若いうちからオーナー経営者と仕事がしたい、という思いがあり、新卒から野村證券にて主に事業オーナーに対する資産運用、保全の提案をしていました。
6年半勤務の後、スイスのプライベートバンクであるUBS銀行から声がけを頂き転職し、更に大きな資産規模のお客様を担当するようになります。
資産運用自体についての価値提供はもちろんですが、オーナーが抱えている課題の解決について興味があり、如何に「付加価値」を提供出来るか、お悩みを具体化し、その解決策を導くかを考えて活動していました。
更にお悩みを理解して力になりたいという思いが芽生え、実践にて経験を積んでいきたいという思いから、事業承継系のコンサルティング会社である青山財産ネットワークスに転職をしました。
そちらでは事業承継、不動産、税金関連について知識を蓄えました。日本M&Aセンターへの出向も経験し、M&Aを終えられた(事業)譲渡後のオーナー様に対し、その後の資産についてのご支援、コンサルティングも経験しました。

――具体的にはどういったことをされていたのでしょう?

伊藤:オーナー経営者の悩みは多岐に渡ります。
まずはきちんと状況をお伺いする「傾聴」に重きを置いていました。
現状をきちんとお伺いする中で、お悩みや解決すべき事項を抽出していき、解決の優先順位付けをする。
「傾聴」した上で、俯瞰して顧客の状況を確認することを意識していました。
その上で、将来ありたい姿になるためにはどのようにしていけば近づいていけるのかを一緒に考えていくというようなことをしていました。現状と理想のギャップをどう埋めていくかの道筋を立てます。
もう少し掘り下げてお話ししていきます。
例えば、資産運用については「現状」の資産状況や「将来」について漠然としたまま運用されている方が多く、運用に回して良いご資産額や、取るべきリスク量についてもわからないままの方が多いと感じていました。
その解決の為にまずは「現状分析」を行い、「目指している将来」についても議論、得たいリターンに対して最小限のリスクで到達する為にはどのような策があるかをご提示しながら、一緒に考えていました。
「現状」と「将来」、「取るべきリスク量」が明確になると道筋がわかり、「わからない」や「怖い」という不安が取り除かれて納得性の高い、安心の出来る資産運用になります。
その他のお悩みついても同様のアプローチで、現状把握と将来どうありたいかという観点から解決策を考えていましたね。

――多くのオーナー経営者と接してきたなかで、思い出に残っていることはありますか?

伊藤:とにかくお客様から感謝して頂けることが最大の喜びです。
1つだけを挙げようとすると難しいのですが、具体例を挙げると前職の経験ですね。
M&Aという人生に於ける大きな出来事を終えられた後のお客様のご支援をしていましたが、そのタイミングは経済面についてはもちろんですが、精神面を含め、あらゆることが変化する時期になります。
ある顧客のお話しですが、創業者で大変ご苦労をされ奥様と二人三脚で会社を成長させてきて、理由があってM&Aでの事業承継を選択をなさった方がいらっしゃいました。
多額の資産も手にされ、資産運用のお手伝いもさせて頂きましたが、何よりお客様は会社という、一族、ファミリーにおいて中心、誇りであったものが「お金」という色のない物に変化してしまうことに不安を感じていらっしゃいました。
資産には目に見える資産と目に見えない資産があります。
ご不安の解決の為にレガシーをきちんと引き継ぐ為に家族憲章の策定等に携わった上で、資産管理会社を活用し資産運用への家族全体での関与と目に見えない資産の承継についてご進言、ご提言をしました。この件では自身も大変勉強させて頂きましたし、何より顧客が泣いて喜んで感謝してくださいました。印象の深い案件です。

Owner’sに参画した理由

――これまでご活躍されてきた伊藤さんが、転職でオーナーズを選んだ理由はなんでしょう?

伊藤:自身には正しいことを正しく提供し、大きくビジネスするというモットーがあります。
相応の経験も積み、より自身で正しいと思うことを大きく展開していきたいという考えに至っており、起業、個人事業主としての独立、転職を考えるようになっていました。
当時、起業プラン等も簡単に描いていましたし、その他に転職のお誘いもいくつか受けていたのも事実です。
ただ、オーナーズ代表の作田と面談を重ねるなかで、オーナーズであれば自身の考えることに一番近付けると確信して入社を決断しました。

理由は大きくは3点です。

1、  正しいことを正しく行う会社

元来、日本の中小企業のM&Aを取り巻く環境の中で、仲介というモデルには利益相反が存在していると考えており、本来は専属エージェントこそが正しいと思っていました。オーナーズは正しい起点から世の中を変革しようとしている会社であるということを強く感じました。

2、  仲間、志に共感

「とことんオーナーの為に」「日本の生産性の向上の為に」、こちらは、創業時に作田が掲げたものになります。この志に共感し、本当に正しいと思うことを、オーナー経営者の為、世の中の為に存分に出来るのではないかと考えたからです。
私自身は、富裕層のオーナー経営者のお悩み解決のジェネラリストになることを目指してキャリアを積んできました。「運用」等の話だけではなく、「ビジネス」の話が出来ると、更にオーナー様のお役に立てると思っていましたし、オーナーズであれば「IB×PB」という領域が出来そうなことにワクワクしました。
また既にジョインしていたメンバーを見たときに、バックグラウンドは異なるが各々プロフェッショナルとして活躍してきたメンバーの集まりであった為、各々のレベルが高く、このような仲間と仕事を出来ることに魅力を感じました。組織としても多面的な物の見方の出来る今までにない組織になるのではないかと考えました。

3、  今までの経験が存分に活かせる

自身のキャリアの中で事業オーナーに関するお悩みについては一通り触れてきており、その経験を活かしたいと考えていました。「とことんオーナーの為に」ということで0からサービスを作り込んでいけるオーナーズであれば、この経験を存分に活かせると確信しました。

Owner’sでの仕事内容

――今までお話を伺ってきた方と違うご提案をされていらっしゃるようですが、実際、どのようなお仕事をされていらっしゃいますか?

伊藤:主にオーナーズで事業売却をしたオーナー様の第二の人生設計を資産運用側からご支援しています。
それまで経営にて事業リスクを取られてきたオーナーの資産運用、事業売却後の資産運用ということで、リスクを大きく取る運用ではなく、「きちんと守る」「生活資金になるフローを生む」「再現性が高いものを」という考えのもと、独自の資金、ポートフォリオの管理手法をメインとし、お客様のライフプランやお考えをきちんとお伺いした上で運用内容を設計しています。
事業売却後はオーナーを取り巻く状況が大きく変わるタイミングですので、その辺りについても自身の経験からフォローすることを心がけています。
各金融機関や不動産、保険会社等からの営業攻勢に合うことも多く、役員報酬が無くなってしまう不安から各社のセールスする商品を急いで購入してしまうケースがよくあります。このような場合、結果的にほとんどが思った通りにはなりません。「目的」から全体を見てアドバイスをさせて頂くことを行っていますので、提案されている商品が目的にあったものかどうかを目利きする役目も担っています。
また、顧客の対象はオーナーズで事業売却をしたオーナーに限らず、他社で事業売却をしたオーナーや、事業オーナーも資産運用面を中心にご支援させて頂いています。

やりがい

――では、実際にオーナーズで働いてみて大変なことや、やりがいはありますか?

伊藤:大変なことと、やりがいは共通しています。
それは全てを0から作り込むところですね。今までは組織の中で営業をするプレーヤーというような立ち位置にいることが多かったのですが、オーナーズでは、事業構築+プレーヤーとして、一貫して自身が今までやらなくて良かったことに関与しなければければなりません。具体的には、サービス内容を考えること、許認可の申請、他業者とのやり取り等になります。そこは大変さもあります。
一方で、0から作れるということは、理想と思うようなモデルを自身で作っていくことが出来るので、そこは何にも変え難い大きな喜びです。基準は「オーナーにとことん寄り添っているか」のみ。
また、バックグラウンドが違う、意識の高い仲間がいるというのも大きな利点ですね。今までは思い付かなかったような発想が次々に出てくるし、意見は尊重してくれる。想定以上に仲間が最高でした。
 
――0ベースならではの楽しさですね!

今後成し遂げたいこと

――今後、オーナーズで成し遂げたいことはありますか?

伊藤:そうですね、専属M&Aエージェントサービスという選択肢を日本の中小企業オーナーに広く認知して頂き、高いクオリティーのサービスを提供していくことです。また、「IB×PB」のサービス、理想のWEALTHサービスを作り込み、お客様に提供して喜んでいただくことです。
 
現状、自社の目先の利益ばかりを追っている業者が多いように思います。商品、ソリューションの提案を見てもそのような姿勢が散見されます。オーナーズでは長期的なお付き合いを前提として、俯瞰してお客様の状況を見て本当に必要な物を提供していきたいです。
資産運用という面ではライフプランにとことん寄り添った、リターンに対して取るリスク量を最小化するようなイメージの効率的且つ、再現性の高い資産運用を提供していきたいです。
また、お客様のフィランソロピー(社会貢献)の支援も考えていまして、お客様が応援したい団体、事業に直接的に寄付できるような仕組み等のご案内もしていきたいと思っています。

――お客様に寄り添ったとってもよいサービスですね!
  オーナーズに興味を持つ方へメッセージをお願いします。

伊藤:オーナーズの仲間募集中です!
正しいことを正しく提供する、そんな理想を追い求めたいという志があり、サービスを作り込むことに興味のある方と一緒に働きたいと思っています。
あるべき日本のM&A・WEALTHビジネス像について真剣に考えたい、作っていきたい、というチャレンジ精神豊富な人をお待ちしています。

当社の仲間として、共にサービスを作ってくれる仲間も絶賛大募集中
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◎ RISONALについて

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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