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【社員紹介 Vol.2】坂上 由人 Ι 元メガバンクM&Aアドバイザリー、公認会計士

<Profile>
M&A部門ディレクター 坂上 由人
みずほコーポレートアドバイザリー株式会社(2017年、みずほ銀行に吸収合併)にて、国内およびクロスボーダーのM&A案件に関与しアドバイザリーサービスを提供。
日系企業やオーナー経営者による海外進出、オーナー経営者の事業承継案件、株式非公開化、PEファンド・ベンチャー企業のExit戦略等を支援。
みずほ銀行以前は、有限責任監査法人トーマツにて、上場・非上場企業の会計監査業務に従事。
英国アストン大学経営大学院MBA。公認会計士。

こんにちは。オーナーズです。
当社は、事業オーナーの想いに寄り添い、その実現を支援するプロフェッショナル集団です。ひいては日本の価値向上に貢献することを、当社の大きなミッションとして掲げています。

本企画では、大企業からオーナーズに転じた弊社参画メンバーについて、順次ご紹介させていただきます。

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これまでの経歴

――どのようにオーナー経営者のM&Aの仕事をされるようになったのですか?

坂上:慶應義塾大学在学中に旧公認会計士二次試験に合格後、新卒で監査法人トーマツに入社し監査業務を行っていました。
入社して数年経った頃、元々海外志向もあり、もっとビジネスについて学びたいと思い、英国アストン大学経営大学院に留学しました。留学中はM&Aに興味があったので、M&Aに関するリサーチやレポート作成をしていました。
大学院卒業後は、海外での就業も考えましたが、働く環境や、もっとビジネスを理解し、携わりたいという思いから、日本に帰国し、みずほコーポレートアドバイザリー株式会社へ入社しました。
みずほコーポレートアドバイザリー/みずほ銀行では、クロスボーダー案件を含めた大型案件から事業承継案件まで幅広くM&A案件に関与する機会がありました。

――前職のみずほ銀行で最も印象に残っていることはなんですか?

坂上:前職では、クロスボーダー案件のソーシング活動にも関与し、世界の主要都市を回って、日系企業の紹介やアドバイザリーサービス等を行ったのが印象に残っています。
東南アジアではシンガポール、欧州ではロンドン、米国では、ニューヨーク、サンフランシスコ等を拠点として現地のブティックや会計事務所に日系企業のWish Listを紹介し、協業の提案や連携した活動を行いました。
こういった機会はメガバンクであるみずほ銀行ならではの経験だったと思います。
ソーシングやオリジネーションの経験を積むことで、ワンストップでM&Aアドバイザーのサービスを提供することができ、トランザクションを俯瞰してみることができるようになることで、FA業務の面白さを経験することができました。

Owner’sに参画した理由

――過去も充実していそうなM&Aのお仕事ですが、転職でオーナーズを選んだ理由はなんですか?

坂上:前職でFA業務に携わっているときから、M&Aアドバイザリー業務それから当業界に対して課題や問題点等を感じることは多く、改善できるところはたくさんあると思っていました。
そんなときに代表の作田さんとお会いする機会があり、M&Aアドバイザリーのサービスの問題点などを話すなかで、業界やサービス、業務フローに関して同じように課題を考えており、解決策があるのではないかということを話しました。
属人的な作業が多いM&Aアドバイザリー業務に対して、テクノロジーやAIを活用して、マッチング等に活かせることができるのではないかと私は漠然と考えていましたが、作田さんは課題解決のためのアクションを具体的に言語化して、ビジネスとしてスケールしていくイメージをお持ちだったので個人では実現が難しいことも、組織力を活かすことで実現可能かもしれないと感じました。
オーナーズの強みでもある、クオリティーの高いサービスを継続して数多く提供するために業務のオートメーション化やテクノロジーを駆使した他社ができないサービスの実現のため、システム開発も進めているところです。
今後の課題として、現在多くのお客様から問合せを頂いている中で、それらのご相談に対応するために、アドバイザーを増やしていくことも重要だと思っています。

やりがい

――前職もFA業務を行っていたとのことですが、何か違いはありますか?
また、実際にオーナーズで働いてみて大変なことややりがいも教えてください。

坂上:前職はメガバンクで、全国に多くの取引先があるので、相談や受注は多くありましたし、サービスに関してもM&Aの部門とは別の関連部署やコンサルティング機能を有するグループ会社などと連携することで手厚いサービスを提供できていました。
現在は、やりがいとも裏返しですが、業務範囲が広いので、前職だと分担していたところも、自分たちでやらなければならないことが多いので、大変なこともあります。
また、事業承継ニーズを扱うM&Aアドバイザーは競合が多いのも認識はしていましたが、想定通りに行かないことも多いので大変ではありますが、必要としてくれる中小企業のオーナー様もいらっしゃることを実感しながら、日々業務に取り組んでいます。

今後成し遂げたいこと

――先ほども少し伺いましたが、オーナーズで今後成し遂げたいことはありますか?

坂上:テクノロジーを使ってM&Aのアドバイザリーサービスをどこまで提供できるか、本来あるべきサービスである専属エージェントサービスを広く普及させることができるのかというのは興味深いところです。
テクノロジーに関しては、まずは社内業務やサービスのオートメーション化を目指し、さらに付加価値の高いマッチングの提案等に進んでいけたらと考えています。高いクオリティのサービスを提供し続けることで会社としても成長していけると考えています。
既にM&Aのマッチングサービスは多くありますが、候補先を選定する際に対象会社と同業や投資会社のみでなく、過去の成約実績や案件検討実績、その他いろんなマッチングの種類などからテクノロジーを使ってユニークな提案が可能かどうか、またそれをどこまでシステムとしてビジネス化できるか興味があるところです。
お客様にとっては、ビジネス上相性のいい業種や企業の提案が可能になることで、M&Aだけでなく新商品や新事業の開発などにも役立てることができるのではと考えています。チャレンジングな試みだとは思いますが、実現できれば価値もニーズも高いものになると思っています。

――面白そうな展望がありますね。
そこでオーナーズに興味を持つ方へメッセージをお願いします。

坂上:ベンチャー企業なので、主体的な人、能動的な人はもちろん前提だと思いますが、個人的にはリーズナブルな人のほうがいいかなと思います。
組織として色んなタイプの人がいたほうがいいと思いますが、感じ方は人それぞれなので、ビジネスに関しては論理的に説明できるほうが説得力はあるかと思います。まだできたばかりの会社なのでそういった環境を楽しめる人が向いていると思います。
私には、1歳の子供がいるので、夕方から子供のご飯や入浴をよくするのですが、定時より早く一度仕事を切り上げていますが、子供が寝た後に仕事をするなどして、フレキシブルに勤務をしています。
ライフワークバランスを実現しやすい環境だと思いますので、是非一度オーナーズに相談してほしいと思います。

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今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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