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台風による危険な雨と予測情報の使い方を教えます!

台風のときには情報を使って早めに影響の判断をしたいものです。その際のポイントとして3点ほど挙げましたので、参考にしてみてください。情報を使ってどのような影響を受ける可能性があるかシナリオを把握しつつ、そのシナリオ通りに事態が進むのか実況監視を合わせて行っていくといいでしょう。

1)全体として何ミリ程度の雨になるか?
災害に結びつくような雨量が台風によって見込まれるのかを把握するために、民間気象会社がインターネットのポータルサイトなどで配信する記事の中から総雨量の予測が図示されているものを探してみましょう。過去に災害が起こった時のような雨量やハザードマップの想定に使われているような雨量、過去の記録を上回るような雨量が見込まれるのであれば、特に危険な雨になりそうだという判断ができます。

2)目先数時間から15時間先までの雨雲の様子
全体的な降水量を確認したら、次は数時間先から半日程度先といった単位で雨の情報を確認します。この時に役立つものの一つが気象庁の「今後の雨」というツールです。これを利用すると、15時間先までの1時間ごとの雨量予測を地図上で把握することできます。もし時間雨量が強い状態が何時間にもわたって継続するような状況が予測されている場合、災害の危険性が高まっていく可能性があると判断できます。

3)高潮や暴風などの影響見込み
台風の場合は高潮や暴風なども踏まえて意思決定が必要であるため、注意報や警報の詳細情報(下図のようなもの)も確認しつつ、行動すべきタイミングを判断します。

詳しくは、下記サイトをご覧ください!