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【お金】友人のいるSNSには投稿できなかった、保険を解約した話

◆結論

 保険を一部解約して、自由に使えるお金を生み出すことに成功しました、という話。当たり前ですが、行動することが大切。そして固定費削減効果は本当に大きいことを実感したので共有します。

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◆経緯

 年間100冊程度読書する中で、一時期マネー関係の本にハマりました。それこそ名著から怪しいトンデモ本まで集中的に読み漁りました。その中で気づいたことは下記の通り。

有識者の方々、立場は違えどみな同じこと言ってないか…?

 と。理解が遅かった。何冊も読んだ時点でようやく気づけた…。その中のひとつ、「支出の最適化」ということです。特に保険の話。

 人生で2番目に大きい買い物なのに勉強もせず、軽視されがちだと。知識のない者は搾取されていると。以前からよく言われていることですよね。

 そこで、自分の経験を共有しようと思ったものの、SNSには数少ないリアルの友人しかいない。しかも、お金関連の話をすると引かれるかもしれない。保険屋の友達もいたので、保険を批判するのもどうかと考え敬遠しておりましたが、こっそりnoteをはじめたことでついに書く場所ができました。

 noteをはじめてからは、稚拙な記事ながら少しずつ読んでもらえて、特定の層の方に共感してもらえていて、ありがたいと感じています。


◆具体的に何をしたか

 様々な保険の内容について、細かく勉強して最適なプランに見直しをかけるのが理想的。しかし、めんどくさい。とはいってもキャッシュが流出し続けるのもきつい。よくお金が出ていき続けることを、けがして流血している状態に例えられますが、まずは命に関わる止血から。

 ということで、保険に入っていないと致命的なものと、最悪自己資金でもなんとかなりそうなもの2種類に分けて考えてみました。細かい知識は無視です。必要に応じて有識者を頼るのをオススメします。

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◆致命傷になるもの

・自動車保険の対人・対物・けが関係:
 これらなしではさすがに自動車に乗れない。考えたくもないですが、最悪のことが起きれば数億円。自己資金ではどうにもならない。人生が終わる。

・火災保険:
 持ち家が燃えた時、地震発生時に何も補償がなければどう生活していくのだろう。

・住宅ローン保険:
 入らないとローンが借りれないはずですが、死亡したり、働けない状態になったら負債のインパクトが大きい。

・医療、がん関連の保険適用対象外のもの:
 数千万円という文字を見ると不安。ただし、確率的には低いので、迷うところ。

・生命保険 ※条件による:
 家族の有無で変わる。配偶者の稼ぐ力にもよるが、子どもが幼ければ必須。掛け捨てでいいと思いますが。

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◆自己資金でなんとかなりそうなもの

・自動車保険の車両保険部分他オプション:
 事故した後にピカピカの新車に乗り換える必要が本当にあるのか…?レンタカー費用・レッカー費用もその時でもなんとかなりそう?車内所持品にかける保険といっても、高価な所持品をそもそも持っていない。年齢の限定条件や運転できる人の範囲条件の設定も重要。

・医療保険(入院日額数千円とか、個室費用等):
 毎月固定費で払ってまで確保しておく内容ではない。貯金でなんとかなる。○○費用倍額オプションとか、ただ自分が病気になる確率に賭けるギャンブル。高額療養費制度があるのにもかかわらずです。高額療養費制度については、めんどくさくてもちゃんとした勉強が必要(自戒の念も込めて)。

・生命保険 ※条件による:
 致命傷欄と二重計上しているが、条件による。単身者では完全に不要と考えている(新入社員に入らせる手口が横行していると感じる)。夫婦ふたりで、配偶者のどちらも稼ぐ力があれば(いわゆるパワーカップル等)、不要。ある程度貯金が残せるのであれば不要。貯蓄型保険は制約が大きい割にリターンが少ない。


◆ポイント

・保険に入っておくのは安心だが、流血し続ける(保険料を払い続ける)選択と、保険を解約してリスクを許容する選択は、トレードオフだということを自覚する。

・致命傷欄に入らなかったものについて、保険屋さんに電話してとにかく行動・とにかくカット(引き止められつつ、リスクがどの程度発生するかは保険屋さんにしれっと聞いて自分で判断

・自分の資産状況とのバランスをきちんと見る

・結局は自分の人生、自分で責任を取る


◆結果

 これまで思考停止状態で保険に加入していたこともありますが、月1〜2万円の固定費削減になりました。電気代節約や食費節約のように世知辛い気分にもならず、年間最低でも12万円以上の支出改善は大きいと思います。少ない労力で大きな効果。

 浮いたお金でコツコツ資産運用もしていますが、思いのほかうまくいっているので、より抜本的に保険解約ができる日も来るかもしれません(これも結局はリスクの取り方です)。

 少しでも参考になれば、そして同志がいればうれしいです。


 名言

 貯金をすることで、あらゆる習慣のなかで最も大切な倹約という習慣を身につけられる。倹約は資産作りの名人だ。倹約は財産を生み出すだけでなく、人格をも育てる(アンドリュー・カーネギー)

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