実績ゼロからの踏み出し方がわからない #198
これは起業直後のあるあるですね。
なぜなら
「起業直後」
だから。
実績がないのは当たり前ですね。
今、どんなに売れている人も、そんな時がありました。
僕は、もともとコンサルタントではあったけど、法人コンサルでした。
業界で言えば、ホームセンターやスーパー、コンビニ、百貨店などの流通小売業。
個人の方から相談を受けるようになった当初は、個人の支援実績はゼロで何をしたらよいのか皆目見当もついていませんでした。
■立ち方がわからない
なお、創業後1年目~3年目の人を中心にサポートしているので、この相談は多いのだけど、その時にいつも話していることがあります。
赤ちゃんが、ハイハイしている状態から、立とうとする時。
「実績ゼロからの踏み出し方がわからない」
と悩むのか?ということです。
立ったこともない。
立ち方もわからない。
でも、見ていると、ママやパパは立っている。
真似してやってみる。
でもうまく行かない。
転んじゃう。
それでもチャレンジする。
すると、ある日・・
必要な筋力とバランス力がつき、ついに立ち上がり、よちよちと歩き出す。
■大人の思い込みを外す
大人になると
「自分は大人だから、わからないことはないはず」
「知らないことは出来ない」
「わからないことは恥ずかしい」
という思い込みが多くなります。
でも、子どもの頃から出来るようになったことってたくさんありますよね。
立つこと、歩くこと、言葉をしゃべること、字を書くこと、お箸でご飯を食べること。
その時に
「実績ゼロからの踏み出し方がわからない」
とかは関係なく、やり続ける。
そのうちに出来るようになる。
人にはそんな力が備わっているのです。
それは大人になっても変わらず持っています。
■調べてやってみる、教わってやってみる
さて、かつて個人の支援を始めた当初僕がやったことはなにか?
まずはニーズ調査。
ネットで調べたり、交流会で会った人に、個人事業主やフリーランスの人は
「どんなことに悩んでいるのか?」
「何を知りたいのか?」
をヒアリングしていました。
それと同時に、その中で出逢った2人に
「法人コンサルの経験はある。ただ、個人の人は未経験」
であることを正直に伝え、サポートの練習をさせてほしいということを伝え、サポートを開始しました。
さらに、同時に、僕自信が、個人の人向けの経営塾に入ったり、コンサルティングを受けました。
目的は、当然自分自身のビジネスを前進させること、そして、同時に、実際にサービスを受ける側に立つことで見えてきた
「もう少しこうしてもらうと嬉しい」
という部分を自分のサービスに入れていきました。
この
1.ニーズを調べる
2.実践演習
3.サービスの利用者側でリサーチ
をしていくことで
「実績ゼロ」
の状態から
「知識と経験と実績」
が増えていったのです。
■誰でも最初は実績ゼロ
何度もいいますが、誰でも最初は
「実績ゼロ」
なんです。
そして、それは、自らが動くことでした解消できません。
何をしたらいいのかは、ネットで調べたり、ヒアリングをすれば
「一歩を踏み出すためのヒント」
が手に入るようになります。
今は、起業関連の本もたくさん出ています。
人に聞いた方が早い人はセミナーに参加したり、コンサルタントに相談するのもいいですね。
何かしら動き続けるコト。
それが大事です。
【経営のレシピ】
実績ゼロの状態から脱するには
1.ニーズを調べる
2.実践演習
3.サービスの利用者側でリサーチ
をしていく。
それを継続することで
「知識と経験と実績」
が蓄積されていく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?